「レディ・プレイヤー1」ありがち設定でもスピルバーグ作品だと期待しちゃう悲しい性
世間的にはジャスティスリーグ熱が保温期に入り、個人的にもDC映画とスターウォーズのおさらいが終わってちょっと映画はお休みかなと思ったところに朗報が!
スティーブン・スピルバーグの最新作
レディ・プレイヤー1のトレイラー映像が発表に!
映画『レディ・プレイヤー1』予告1【HD】2018年4月20日(金)公開
スピルバーグ監督作品が特別好きというわけでもないんですが、レディ・プレイヤー1は予告ですでにかなり胸アツ!
というわけで、ツイッターでも話題沸騰のレディプレイヤーワンについてご紹介します。
レディ・プレイヤー1って何じゃ
レディ・プレイヤー1はスティーブン・スピルバーグ監督のSF映画で、2018年3月に全米公開(日本での公開は4月20日)が予定されています。
原作はアーネスト・クライン作の「ゲームウォーズ」。
あらすじは?
簡単に言えばバーチャル世界での宝探しです。
細かく言えば
2045年の世界、環境汚染などなどつもり積もった問題から地球環境が悪化し、多くの地域がスラム街化してしまいます。
人間の住める地域も限定的になっていて、主人公の住んでいるオハイオ州も簡易倉庫を積み上げたような無理やりな居住区であることがわかりますね。
これでも2045年の地球では最も発展している土地らしいです。
そんな世界なもんだから人々はバーチャル世界によりどころを求めます。
それが「OASIS」という仮想現実のゲーム。
アバターは好き勝手に変えられるし、学校もショッピングモールもあるかなり完成度の高い基本プレイ無料のSNS型のVRオンラインゲームです。
そのOASIS創設者であるジェイムズ・ハリデーが「OASISの中にイースターエッグ(宝箱)隠したから見つけたやつには大金とオアシスの権利やるからがんばるんやで」と遺言を残したからさあ大変。
ディストピア的な世界で生きてるもんだから、金はもちろん人間の生活の基盤になってるOASISを好き勝手できるって話だからもう神になったも同然なわけです。
2045年の世界では一大利権なので大人や企業も黙っていません。
仮想現実とはいえ基本はゲームなので子供たちが強いわけで、その子供たちのゲームの中でのトレジャーハントが物語りの見所になります。
何でそんなに話題なん?
上記したとおり原作は「ゲームウォーズ」という小説なんですが、これがクロスオーバーの雨あられでけっこう話題になったんです。
そのキャラの一部が今回トレーラー映像で登場したからちょっとバズってたわけです。
原作の登場作品は
- デロリアン(バックトゥーザフューチャー)
- 機龍(ゴジラ対メカゴジラ)
- ウルトラマン
- レオパルドン(東映版スパイダーマン)
- ライディーン(勇者ライディーン)
- ゴライオン(百獣王ゴライオン)
- 初号機(新世紀エヴァンゲリオン)
- ギャラガ
- ミネルバX(マジンガーZ)
などなど。
原作者の趣味がよくわかりますね。レオパルドンなんかそうとう好きじゃないと出さない。
これはOASISがハリデーお気に入りの80年代からのサブカルチャーに強い影響を受けているからで、ゲーム中のアイテムやアバターとしてアメコミや映画、ゲーム、日本の特撮で印象的なキャラクターや風景が登場するんです。
トレーラーから今作に登場するであろう作品は、
トレーサー(オーバーウォッチ)
デスストローク(DC)
ハーレイクイン(DC)
ジョーカー(DC)
フレディ(エルム街の悪夢)
金田バイク(AKIRA)
ZZやんけ
チャッキー(チャイルドプレイ)
2分ちょっとのトレーラー映像でここまで楽しめたのは初めてです(笑)
一人でも多くキャラを見つけようとスローやら何やらで20回はトレーラーみちゃいました。
僕もミーハーなのでこのぐらいしかわからなかったですが、たぶん見る人が見ればもっともっとわかるキャラ多いと思います。
ララクロフトっぽいのとかジルバレンタインっぽいのとかいましたけど核心は持てず。
残念ながらウルトラマンは原作では重要なポジションで登場しますが、円谷プロと折り合いが付かなかったようでウルトラマンは登場しないと早々に発表がありました。
あとは今のところ東映キャラも見当たらなかったので、レオパルドンとか機龍とかも危ないかも。
原作ではかなりメインどころなんですが、日本ではおなじみでも海外勢からしたら知る人ぞ知る結構コアなのでここに金かけてもしょうがないって感じなんでしょうかね。
エヴァも同様かも。
たぶん2018年指折りの作品になる
2016年2017年、結構映画界盛り上がりましたね。
ズートピアとかスターウォーズとか君の名はとかシンゴジラとかララランドとか美女と野獣とか。
この名だたる作品に食い込みそう、というか間違いなく食い込むのがレディ・プレイヤー1でしょう。
ストーリーもなじみやすい、そこにきてここまでガチなクロスオーバーとなれば見ない理由はないです。
正直今1万円出してDVD買えるなら間違いなく見たい作品です。
ついでにいえば日本での興行収入を数パーセント上げそうなのがシャープの存在。
ツイッターでこれ呟けば若者への認知度も上がりそう。
とかいう戯言はおいといて。
期待値の高い作品ではありますが公開は約半年後。
日本のギークな皆さんは首をながーくして待ちましょう!
というわけで最近映画の話ばっかりですがこの辺で。
次回更新までさようならノシ