【2019年】初心者必見!おすすめメーカーのロードバイクを安い順に並べてみた【トップ10】
ロードバイクを始めたいけど、バカみたいに高いんでしょう?
そう思っていた時期が私にもありました。
実際ロードバイクの値段は天井知らずに上がっていきますし、中間的なミドルグレードで40万円が基準になっています。
ただし、趣味として確立されている今、エントリーグレードの安いモデルも増え、性能も年々上がっているので趣味乗り用として買いやすくもなってきています!
というわけで今回は、主要なロードバイクメーカー5社から、2018年11月現在発売中のモデルを安いものから10モデル並べてみようと思います。
私も来年当たりに一台買おうと思っているので、欲しいメーカー、入手しやすいメーカーを中心に調べてみます。
私が実際試乗したモデルも多いので、レビューも添えてご紹介していきます。
増税が叫ばれているので、表示価格はすべて税抜きなのであしからず。
ピックアップしたメーカーはこちら!
UCIワールドチームの採用メーカーだけで20社前後あるロードバイクメーカーをすべて網羅するとちょっと大変なので、今回はその中から初心者が購入しやすいブランドをピックアップしていきます。
コスパといえば【GIANT】
ロードバイクでコスパ重視といえばまず上げられるのがGIANTです。
台湾のメーカーで、販売数は事実上ロードバイクメーカーのトップに君臨するメーカーですね。
私もGIANTの自転車を2台持っていますが、性能も申し分なく価格も安いので真のコスパを両立しているメーカーだと実感しています。
日本では特約店のみの販売で通販禁止と入手しにくい印象もぬぐえませんが、特約店自体は小規模店から大規模店まで全国にあり、あさひでも取り扱いがあるので他社と比べて入手しにくいということもありません。
世界2位の実力【MERIDA】
GIANTについでコスパの良さで好評なのが、同じく台湾のメーカーであるMERIDA(メリダ)です。
ロードバイクに参入してから日が浅いですし、代理店の変更などで日本での流通が少し遅れたこともありますが、徐々に人気を伸ばして人気のメーカーでもあります。
元々マウンテンバイクでは人気のメーカーで、ドイツをはじめ欧米ではすでに有名メーカーで、自転車の販売数が世界2位となったこともある巨大なメーカーです。
GIANTと違い一部のモデルは通販可能で、上位グレードは特約店のみの販売という方法なので比較的入手はしやすい印象です。
アルミ最強【Cannondale】
Cannondale(キャノンデール)はアメリカ発のメーカーで、アルミ製ロードバイクを始めて商品化したといわれているメーカーです。
現在においてもCAADシリーズにこだわり、最軽量アルミロードとして売り出しています。
対カーボンを打ち出したアルミロードは相対的に価格も安くなり、コスパも良好です。
通販禁止の契約店のみでの販売ではありますが、多くのスポーツ自転車専門店で取り扱いがあり入手しにくさはあまり感じません。
自転車用品徹底網羅【TREK】
Cannondale、Specialized、TREK合わせてアメリカ御三家とも呼ばれています。
TREKのロードバイクは、アルミ、カーボン両方比較的固めの乗り心地で、よく言えばレーシーな設計になっています。
ロードバイクはもちろん、マウンテンバイクやグラベルロード、クロスバイクと自転車のラインナップから、用品パーツ専門の子会社Bontrager(ボントレガー)もあり、ホイールなども人気です。
GIANTユーザーの私もサドルはBontragerを愛用しています。
通販はありませんが販売店は比較的多いので、入手に困ることもないでしょう。
個人的に好きなのでおすすめしたい【FELT】
FELTもアメリカ(およびドイツ)に本拠地を置くメーカーですが、御三家と比べるとすこし規模の小さな会社です。
というのも、アメリカ御三家はアメリカを地盤に人気のあるマウンテンバイクやシクロクロス、グラベルロードなどオフロード系を、大してTREKはロードバイクやTTバイク、トライアスロン用などオンロード系を重視した少しマニアックなメーカーです。
乗り心地も特筆することはないんですがそれがむしろ良さで、どのモデルに乗ってもしっくりくるのが最大の利点です。
大手メーカーは各モデルに独自性を持たせて付加価値をつけていますが、逆に言えばクセもあるので乗りやすさと走行性能のバランスのよいFELTはとくに初心者におすすめのメーカーだといえます。
日本の販売代理店が「ライトウェイプロダクツ」というシティサイクルも手がけている会社なので、比較的販路が広く、在庫がなくても取り寄せは可能な店舗が多いので入手のしやすさもメリットです。
というわけでさっそく調べてみましょう!
最安値はこれ!【TREK Domane AL 2】
正直かなり意外でしたが、なんと今回ピックアップしたメーカーのなかで最安値はTREKのDmane AL 2でした。
そのお値段なんと79,000円!まさかの80,000円切りで、もはやこの値段でメーカー品が買えてしまうとルック車顔負けです。
しかもまさかのカーボンフォーク!ルック車はほとんどがアルミフォークなので、この値段でカーボンフォークまで搭載しているならもはやルック車を選ぶ必要はないでしょう。
参考重量が9.72 kgとそれなりですが、ママチャリはもちろんクロスバイクと比べても軽量なのでロードバイクらしさも十分体験できるでしょう。
コンポが8速のClaris中心なので少し物足りなさは感じますが、Shimano製なので動作は折り紙つきですし、Shimanoコンポ搭載ならいずれカスタマイズするときの互換性も安心です。
TREKは比較的高級なイメージでしたが、多くの車種を販売しているだけあってエントリーグレードにも力を入れているようですね。
安定の高コスパモデル【GIANT CONTEND 2】
コスパに定評のあるGIANTが2位!
GIANTのエントリーグレードをラインナップするCONTENDシリーズから、最安値のCONTEND 2です。
価格は84,000円。2018年モデルから4000円の値上げですが、安さは十分残っていますね。
参考重量は10.2kgと少し重めですが、フレーム自体は軽量アルミで作られていますし、パーツ類の変更で1kgは軽く落とせそうです。
こちらもしっかりカーボンフォーク。この価格帯でもカーボンフォークはもはや標準になっているんですね。
格安なモデルながら最近流行りの28cのワイドタイヤにも対応。よりオールラウンドに楽しめるようになりました。
こちらもコンポは8速のClarisですが、ブレーキがTektro製。高速走行ではすこし調整が難しいので、本格的に乗りたいなら早めに交換しましょう。
前のモデルは試乗しましたが、よく言えば剛性が高く固めの設計で、アップライドなジオメトリーが乗りやすく最初の一台にももってこいです。
とくにがっつりサイクリングするよりも、気軽なポタリングにおすすめのモデルです。
地味だけどコスパも負けてない!【FELT FR60日本限定モデル】
私の憧れのメーカーFELTが第3位!日本限定モデルのFR60です。
価格は89,800円と十分格安。もちろんFELTのロードバイクでは最安値です。
公式サイト上には参考重量が見つけられなかったんですが、検索してみると10.2kgだそうでCONTEND 2と同じ。
FR60もしっかりカーボンフォーク搭載です。
コンポも同じく8速のClaris中心になっています。
残念ながら店頭で見たことがなく未試乗なのですが、剛性はもちろん柔軟性も重視しているようで乗り心地にも期待できそうですね。
個人的に一つ残念なのが、サブブレーキが付いていること。
引きが重くなってしまうことと、手が大きいのでサブブレーキが正直苦手なのですが、ポジションの定まっていない初心者にはむしろメリットでしょう。
FR60日本限定モデル - Felt Bicycles 日本語公式サイト | フェルト ロードバイク,クロスバイク
こだわりのMERIDA最安値【MERIDA RIDE 80】
低価格のラインナップが魅力的なMERIDAですが、意外にも最安値モデルでは第4位。
オールラウンドロードバイクRIDE 80です。
価格は89,900円。4位とはいえFR60と僅差ですね。
参考重量は9.6kgとここまでで最軽量です。
こちらもやはりカーボンフォーク。安くてもアルミとカーボンでは衝撃吸収性がぜんぜん違うのでありがたいです。
コンポはClarisのグループセットで8速。ブレーキもClarisなので、引きが変に重いと言うこともなさそうですね。
RIDEはかなり前のモデルに試乗しましたが、乗った感触はかなりレース仕様に近い印象です。
もちろん上位グレードに走行性能ではかなわないんですが、フレーム設計が近いので乗り換えたときの違和感が少ないのではと思います。
ミドルクラスのアルミフレームと変わらない技術で作られたこだわりのエントリーモデルですね。
高級感と裏腹の高コスパ【TREK Domane AL 3(women)】
第5位にはまたもやTREK。まさかのアジアンメーカーを差し置いて高コスパ連発です。
Domaneはただ格安なだけでなく中上級グレードも存在するエンデュランスロードですが、低価格帯にもかなり力を入れていますね。
価格は98,000円で、女性用ジオメトリーモデルもありますが同じ価格です。
ぐっと値段が上がった印象ですが、おそらくコンポの関係でしょう。
最安値のAL 2ではClarisでしたが、AL 3ではSORAが搭載されていて8速になっています。
参考重量は9.74kgとまずまず。安いRIDE 80より重いですが、この程度ならサドルの交換だけでも軽量化できるレベルでしょう。
デザインがかなりシックで高級感の漂う一台、いいですね。
こちらもデザインに注力【GIANT Contend 1】
同率5位はGIANT。やはり値上げの影響か、安さだけで比較してしまうと少し影を落としています。
CONTEND 1は、AL 3と同じ98,000円です。
この2つはとてもよく似ていて、同じオールラウンド系、SORA搭載の8速です。
参考重量9.8kgでほぼ誤差ですね。
こういう場合ブレーキに差が出やすいんですが、双方Shimano意外のブレーキを採用と本当に甲乙つけがたい。
そういう場合はデザインで選んじゃいましょう。
CONTEND 1は黒基調にGIANT(サンウェブ)のイメージカラーオレンジをあしらっていて、比較的存在感のあるデザインです。
ここはもう好みの問題ですが、ここまで似ているとあとは見た目で選んでしまっても後悔はないでしょう。
本格レースマシンの入門機【MERIDA SCULTURA 100】
6位はMERIDAです。TREK、GIANT、MERIDAの順になっていますね。
価格は99,900円。
コンポがClarisで、並べてしまうとこの価格にしては低く感じてしまいますが一昔前なら十分なコスパです。
参考重量が9.4kgと同じコンポで比較すると軽くなっていますし、フレームの性能は高そうですね。
SCULTURAはロードレースにも使用されている本格派モデルなので、派生した下位グレードもかなりいい出来です。
10万円を切るSCULTURA 100でもカスタム次第でミドルグレードに劣らない乗り心地なので、「予算がないけどこれから本格的にロードバイクを始めたい!」と言う方は、こういったモデルから初めてカスタマイズしていくのもいいですね。
大人気モデルのDNA【CAAD OPTIMO SORA】
ここで初登場のCannondaleですが、なかなか注目のモデルが登場です。
CAADといえば、ロード乗りで知らないものはいないというほどのアルミロードの名機です。
そのDNAを受け継いだのがCAAD Optimo。
本家と比べるとやはり劣ってしまいますが、それでもフレームは十分軽量で、入門~中級レベルなら十分対応します。
価格は105,000円。十分なコスパですね。
参考重量は9.5kgとそこそこですが、105モデルで8kg台なのでフレーム重量はまずまずでしょう。
コンポはその名のとおりSORAを採用しています。Cannondaleにしては珍しくクランクもShimanoです。
試乗したことはありませんが、わりと短めで乗りやすそうなジオメトリーですね。
マルチな才能に一目ぼれ【FELT VR60】
ちょっとお高いイメージのFELTがもう一台登場。結構低価格帯にも力を入れてきているようですね。
VRはオールラウンダーモデルで、競技用としてはもちろん普段使いも重視したシリーズで、その最安値がVR60です。
価格は108,000円で、昨年度モデルより値上がり。
参考重量10.4kgで、重さだけはちょっと気になるところ。
コンポはClaris。ロングライドだと少し非力かも?
お気に入りのカラーが消え、値上がりも気になるところですが、FELTらしいフレームデザインなので改造ベースとしてはよさげです。
VR60 - Felt Bicycles 日本語公式サイト | フェルト ロードバイク,クロスバイク
ガチ乗り目指すならこのクラス!【Cannondale CAAD Optimo Tiagra】
先に紹介したCAAD OPTIMOのコンポ違いですね。
価格は125,000円。ピックアップするメーカーが少なすぎて値段が跳んじゃいました。
重量は9.5kgでそこそこ。
コンポは名前のとおりTiagraですね。10速なので本気でロードデビューするならこのクラスはほしいところです。
ロードがどんなもんか試してみようではなく、はじめからガッツリ乗り回そうという志の高い方はこのクラスをおすすめします。
というわけでトップ10はこんな感じ。
今回はこれから買う初めての一台におすすめしたい意図なので、比較的購入しやすいメーカーをピックアップしてみました。
上位は変わらないかと思いますが、下位に行くほど紹介していないメーカーの方が安いということもありえるのでご了承ください。
また現在発売されていないモデル、後に価格も変更になっている場合、反映されていない場合もありますし単純に間違っちゃった場合もありますので、気になるモデルはリンクから詳細を確認してみてくださいね!