チャラーズばいしくる

自転車を中心に好きなことを書いていきます。

【自転車は】一ヶ月に何キロやせられるのか実験してみた【どれだけ痩せる?】

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さて、書くこともないながらもアクセスしてくれる方が沢山いるので、今回もなにか書いていこうと思います。

自転車とは直接関係がなくて申し訳ないんですが、今回はダイエットのお話。

今5月上旬ですが、暖かくなってくると気になるのが体型ですよね。

薄着になる夏に向けて、体型をなんとかしたいという方が多いはず。

 

私もいままでいろいろダイエットを試しましたが、夏に向けた肉体改造のように短期間で痩せるにはどの方法がいいのか。

これまでの経験をもとにご紹介しようと思います。

 

残念ながらブログにしようと思ってやったわけではないため、正確なデータが残っていないので、口で言うことを信じてもらうしかないんですが、とりあえずすべて事実です。

実は今回のブログは「いくら急いでもこういうダイエットはやめておけ」という反面教師にしてもらうためでもあります。

というわけで、ダイエット法とその効果をご覧ください。

 

 

 

 

1ヶ月で15kg痩せたブラック企業ダイエット

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これが一番痩せた方法です。

そして反面教師にしてほしい方法でもあります。

 

方法というか状態というか、実は一切ダイエットしていたわけではありません。

名づけるならブラック企業ダイエット。

 

当時私は小売業勤務でした。

体重は増えもせず減りもせず、80kg台後半でした。

当初は割りと快適に働いていたのですが、突然人員を減らされブラック企業に転化。

 

そのときの生活は

・8時出社(朝食とれず)

・昼食の時間がなく、栄養ドリンク3本で補給

・22時退社

・家事とシャワーと持ち帰った仕事をこなして3時就寝

・夕食は2時ごろ、コンビニのホットスナックと気付にビール

 

これを週6で続けていました。

 

2週間ほどで制服がダボダボになり、上司からサイズを変えるよう指示されたことで痩せた事に気づきます。

3週間ほど経ったとき、トイレで立ち上がれなくなり、病院に行って検査入院。極度の栄養失調と消化器系がぼろぼろになっていたことを知ります。

体重測定で、4週間弱で約15kg減って77kgになっていたこともそのとき知りました。

 

痩せた原因としては

・実質的に脂質制限と糖質制限食になっていた

・割と動く職場だったので運動量が多かった

・睡眠時間が少なく、基礎代謝があがっていた

などが重なったためだと思います。

 

筋肉量も著しく落ちていたようで、自転車通勤も出来なくなっていました。

脂肪よりも筋肉優位で落ちていたようで、体はダルダルに。特に胸の垂れ下がりがやばかった。

結果的に、強制的に入院させられるまでの1ヵ月半で22kg痩せました。

 

ダイエットの目標は体重を減らすことではなく、見た目をよくすることですよね。

たしかにこの方法は体重自体は落ちましたが、見た目は返って悪くなりました。

脂肪を落とすにはビタミンやホルモンなども必要で、どんなにがんばっても1ヶ月で落とせる脂肪の量は決まっています。

それ以上に落ちている場合はほぼ筋肉で、筋肉の減少は見た目を悪くします。

私の経験から言えば、こんな方法はやらないにしろ、これに順ずる無理なダイエットで痩せることは美しさを求めるダイエットにならないと断言します。

 

 

 

 

最大4kg以上痩せたゆる糖質ダイエット&筋トレ

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これがもっともおすすめの方法です。

ある程度知識をつけた上で行ったダイエットで、効果もあり、ほとんど辛くもありませんでした。

 

前から私のブログを読んでいただいている方はご存知のとおり、私は大のプロレスファンで、プロレスラーの美しい体を見て一念発起。

ちなみにそのレスラーはドラゴンゲートのYAMATO選手。程よいカットがかっこよかった。

 

痩せるにはどうしたらいいかという単純な情報だけでなく、なぜ体脂肪が付くのか、どうしたら消費されるのかという話を詳しく調べていたのを覚えています。

 

そこで導き出した答えが

・体脂肪は脂質+糖質で合成される

たんぱく質は体脂肪にならない

・体脂肪は何もしなくても自然に減っている(寝てる間も)

・太る人は消費スピード以上に食べている

有酸素運動は効率が悪い(20分以上動かないと体脂肪消費が鈍い)

・筋トレによって消費が促進される

ということでした。

一応簡単に解説します。

 

体脂肪は脂質と糖質が血中であまっているときに作られるらしい。

脂質だけでも体脂肪にならないし、糖質だけでも体脂肪にならない。

つまり糖質制限だけでなく、脂質制限も有効だということ。

このため、体脂肪の合成にはたんぱく質は関係性が低い(ないわけではない)。

 

体脂肪は安静時(座っているときや寝ているとき)のエネルギーになっている。

つまり、黙っていても痩せられるということ。

 

一見有効に見える有酸素運動(ジョギングなど)は確かに痩せるが、20分心拍数の上昇を維持しないと効果が低い。(ないわけではない)

また、体重が重いとジョギングでも無酸素運動になり、糖質が優先して消費される。

 

筋トレは筋肉を動かすことで糖質を消費し、回復のためにも糖質が消費される。

インターバルトレーニングはより効果が高い。

 

 

以上のことを踏まえて、以下のような作戦を取りました。

・飲食で摂取する糖質を極力なくす

・物足りなさや空腹はたんぱく質(卵、鶏肉、豆腐など)で満たす

・1日1回の筋トレとインターバルトレーニング

・毎週土曜日は好きに食べる

 

まずは糖質制限です。

脂肪の原料になる糖質を制限して新たに脂肪をつけず、勝手に痩せていく作用を生かすためです。

なぜ同じ効果のある脂質ではなく糖質を絶ったかというと、単純に見てわかりやすいから。

脂質は意外といろいろなところで使われていますし、多くの食材にも入っています。

糖質を制限するほうが手っ取り早かったんですね。

あとは、脂質に比べて糖質のほうが消費しやすいということもありました。

万が一なにかで摂らなければならない(上司からの差し入れとか)場合は、筋トレで消費しやすかったからです。

 

とはいえ日本人の食事の大半は炭水化物です。

減らせば満腹感が落ちて辛さにつながり、続かないことはわかっていました。

そこで、その空腹感や物足りなさはたんぱく質で補うようにしたわけです。

まりたんぱく質(と脂質)なら間食を許したわけですね。

このダイエットは北海道地震が起こるまで3ヶ月続けられたんですが、それはこの間食を許したことにあると思います。

 

ある程度制限しても、どこかに糖質は入っています。

揚げ物の衣もそうですし、なんならプロテインにも入っているので、消費しなければダイエット効率が落ちるわけです。

あとは筋肉が落ちてボディラインが崩れないために、筋トレを取り入れました。

ガチガチのマシンを使って鍛えるわけではなく、メインは自重で、自重が難しい肩などはダンベルを。

回復を考えて、1日ずつ部位をローテーションして行います。(月曜:腕、火曜:腹、水曜:肩、木曜:背中など)

女性の方だと「筋肉を付けたくない」という理由で筋トレを避けますが、そう簡単に付きません。

私はむしろ付けばいいなと思って結構本気でやりましたが、3ヶ月で目に見えて付いた部位はありませんでした。

ここに関してはまたやることがあれば要改良です。

 

インターバルトレーニングは本気でやると効果が出るほど出来ない辛さなので、自分で出来るものを考えました。

基本はその場で全力ダッシュ

元々下半身の筋肉量は多かったので、筋トレをしていなかったので筋トレ効果も狙ったものです。

これでもかなり効きます。

ちなみにインターバルトレーニング用のタイマーアプリがあるので活用しました。

 

で、気になる土曜日は好き勝手食べていい理由は、2つあります。

ひとつは、体が糖質不足を感知すると体脂肪を守ろうとする作用が起こるのを避けるためです。

いわゆるチートデーですね。

ふたつ目は、筋トレをするために筋肉に糖質を補給してあげるためです。

筋肉にある程度負担をかけなければ筋肥大はしないので、筋肉を動かさなければいけないわけです。

ただ単に糖質を抜いた生活をしていると筋肉や肝臓に糖質がなくなって筋肉が十分に動かなくなりそうだったので、補給の意味で毎週チートデーを取り入れてみました。

好き勝手食べると太りそうに思いますが、脂質と糖質が余って初めて体脂肪になるわけで、まじめに糖質制限と筋トレを続けていれば、たまにドカ食いしたところで大して太らないと予想していました。

実際体脂肪率の変化もほとんどなかったです。

排泄も関係してくるので正確な増加体重まではわかりませんが、おそらく増えていても50g程度じゃないかなと思います。

 

で、気になる結果ですが、3ヶ月続けて

1ヶ月目:2.5kg

2ヶ月目:4.3kg

3ヶ月目:3.1kg

と、平均して約3kg程度痩せていました。

 

ちなみに北海道地震で食事のバランスを考えられなくなったのでやめてしまいましたが、辛さ自体はなかったのでまだまだ続けられたと思います。

 

ポイントとしては、空腹を我慢しないことと、体脂肪率を重視することだと思います。

空腹はある種の生存本能なので、かなり辛いです。

たんぱく質と脂質は許してあげて、おなかがすいたらマヨネーズかけたゆで卵とか、セブンイレブンの揚げ鳥とか、カスパスとか好きなだけ食べてました。

あとはダイエットコーラとかカラダカルピスもぜんぜん遠慮なく湯水のごとく飲んでいました。

成功していれば体脂肪が落ちているはずなので、ダイエット成果は体脂肪率で見るのも重要です。

 

地震後のゴタゴタや転職活動でダイエットのことなんか忘れていましたが、そろそろまたこの方法で始めようかなと思っています。

 

 

あんまり効果がなかった自転車ダイエット

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最後に、一応自転車のブログなのでご紹介しますが、自転車ダイエット。

残念ながら、私が試した方法だとこれが一番効果がなかった。

 

結論から言うと、1ヶ月で上限なし。微増という感じですかね。

 

方法としては簡単で、

・通勤を自転車に(片道15分程度)

・週3回1時間程度のサイクリング

・週1回100km程度のロングライド

運動の時間は割りと取れているように見えますが、やせなかった理由は明白です。

まぁ完全に私のやり方が悪かったという話で・・・。

 

私はこれまで4度ハンガーノックになって、ハンガーノック恐怖症です。

おそらくハイトルクで漕ぎ続けているので、無酸素運動優位で糖質の消費が激しいのではと思います。

動くことには動くんですが、その分補給をしていたんですね。

食事もいつもと変えているわけではなかったので、体脂肪が減るわけありません。

 

今ちゃんと自転車を取り入れたダイエットをするのであれば、

・普段の食事で糖質制限

・前日・走行中に最低限の糖質補給

・低トルクで長時間のサイクリング(有酸素運動重視)

という感じでしょうか。

これでもゆる糖質制限×筋トレに勝るとは思えませんが、趣味の中で楽しくダイエットするにはおすすめの方法かなと思います。

 

 

 

 

というわけで

体重の増減を繰り返す私が経験したダイエットの結果はこんな感じ。

 

1つ目の最も痩せた例は痩せたというよりやつれたという感じですし、体の外も中も見るに絶えない状態なので絶対にまねしないように。

 

2つ目のゆる糖質×筋トレはもっとも健康的に痩せた例です。

ブラック企業ダイエットのときは痩せたと言われた事はなかったんですが、ゆる糖質×筋トレのときは1ヶ月で「痩せたね!」と声をかけられましたし、毎日会っている家族からもやせたと気づかれるほどでした。

やはり筋肉を維持して脂肪を落とすダイエットが、数字ではなく本当の意味のダイエットを成功させるには一番なのだと実感しています。

 

3つ目の自転車ダイエットは、自転車ダイエットが悪いというより私のやり方が悪いです。

ツイッターなんかでは自転車を始めてめちゃくちゃかっこよく痩せた人もいますし、実際ちゃんと動いて食事も考えれば十分痩せられるはずです。

とくに有酸素運動を趣味に出来るという意味ではダイエットに最適な趣味なので、ダイエット目的にロードバイクを始めようと思う方はぜひ挑戦してみてほしいですね。

 

 

 

最近ちゃんと自転車の話をしていない感じですが、地震の後処理してたら冬に入ってしまったというのもありますし、実はフィッティングが合わずに膝をやってしまいまして、あまり乗れていないのが原因です。

根本的にフレームサイズが合っていないので、買い換えることになりました。

予算にあまり余裕がないので今の愛車を売りに出して、新しいロードを迎えたいなと思っています。

ちなみに愛車はいま人に貸し出しています。そのまま買ってくれればいいのに

 

それまで自転車に関する記事はあまり書けないかもしれませんが、懲りずにまた遊びに来ていただけると幸いです。

それではまたいつかの更新までさようなら・・・ノシ

 

 

 

 

 

 

 

令和初更新でしたね。笑