被災しました。
僕もゆかりのある町です。
僕自身は幸い札幌にいて大きな被害は免れ、厚真の家族も無事でしたが、札幌も震度5程度のゆれで一部でいまも停電が続いています。
厚真では僕の家族を含め多くの方が避難生活をしていますが、大規模な被害が報道されているエリア以外ではひとまず自衛隊によって水と食料が確保できているとのことです。
まだ停電中の方、ブレーカーを落とされているかと思いますが、念のため電源復旧時の確認にもすこし配慮してください。
家電製品等に目に見えて故障がなくとも、地震によって内部の破損、コードの断裂、コンセントの刺さりが甘くなっている場合など、通電時にショートやトラッキング減少によって発火する恐れがあります。
電気の復旧を確認する場合は、なるべく不要なコンセントは一旦抜いてから、ブレーカーを上げるよう心がけてください。
こんなときになんですが、自転車が活躍しました。
私の地域では今日の夕方まで停電で信号機が動かず、道路は無法地帯。
自転車は最悪折り返せるので比較的安全に広範囲移動でき、無事数日分の物資が確保できました。
自動車は最悪スマートフォンの充電にも使用できるので、震災時は徒歩、ないし自転車での移動をおすすめします。
いずれも信号機がない道路の横断には細心の注意をして下さい。事故が多発しています。
あとは自転車のライトも活躍しました。
毎晩サイクリングに使っていたので、十分充電していて夜間の光源確保にも役立ちました。(強力すぎて困るものもありましたが)
札幌をはじめ、道内でまだ電気が復旧していない方、一部自転車店が営業を再開しています。
自転車店ではライトなどが確保できます。
緊急車両が非常に手薄な状況ですので、火災防止になるべくろうそくではなくライトの利用をおすすめします。
水を入れたペットボトルを照らせば即席のランタンにもなります。
徐々に復旧してきていますが、大手ホームセンターの友人によれば商品の次回入荷はまったくの未定で、倉庫に在庫がある場合でも、ガソリンが不足しトラックが動かせず輸送が困難な状態だそうです。
自動車のガソリンやスマホのライトなど優先度の高い物は温存し、優先度の低いものから活用して物資をなるべく消費せず生活することをおすすめします。
家族の安否だけは確認できましたが、厚真町内の現状はまだ不明です。
家は土砂崩れのエリアから離れていますが、家のある地区でも建物の崩壊や怪我人が出ているそうです。
早来を通って厚真にアクセスする道路が一部自家用車では走行困難になっているそうなので、親戚やご家族がいらっしゃるかたは、無事が確認されているならば今すぐ行きたい気持ちを少し抑えて、被災地のためにも少しタイミングをずらすことをおすすめします。
救助活動や緊急車両の往来の邪魔にならないことが確認されれば、僕も現地に行って家周りの現状把握とボランティア協力するつもりです。
重大な被災地以外の方、電気は徐々に復旧してきています。
物流や電力の不足からいままでどおりの生活に戻るには少し時間がかかるかもしれませんが、一緒にがんばりましょう!