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チャラー的クロスバイクレビューその11「GIANT CROSTAR」

おことわり

基本的に僕自身が欲しいかどうかをスペックもしくは試乗した感触から選んでいます。

あくまで僕が買う前提で見た上でどう判断したかなので、このページで書いていることがそのままそのモデルの評価につながるものではないということをご了承のうえ読んで参考にしていただければいいなと思います。

 

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GIANTのCROSTARってどうなん?

正直自分の欲しいモデルも決まっちゃったしもうクロスバイク調べなくてもいいかなと思ったんですが、なんかアクセス数がいいので調子のってこのまま続けていこうと思います。

 

まずはATXTCR、IDIOMなどでお世話になっているGIANTを網羅していこうと思います。

コスパこそGIANTの真髄だと思うので、価格の安いモデルがどうなのか見ていきましょう。

 

今回はCTOSTAR!

 

さっそくどんなもんか見てみましょう。

 

 

 

 

ロスターってどんなコンセプト?

CROSTAR

元々ESCAPE AIRというモデルがあったんですが、それがなくなり生まれたのがこのCROSTAR。

 

そんなCROSTARの売りはなんと言っても「安さ」「軽さ」です。

構成パーツやフレームまで剛性を保ちつつ同クラス最軽量を意識し設計されているとか。

キレのある走りを目指しているということで、操作性のクイックさも目指しているようですね。

ESCAPE R3が割とマイルドなので、ここでも差別化してきていますね。

 

というわけでその詳細を見ていってみましょう。

 

 

 

 

CROSTARの価格は?

CROSTARのラインナップは1車種。

価格は税別54,000円です。

今まで紹介したモデルのなかでもかなり安いですね。

ESCAPE R3との差は4000円。

4000円で大きく軽くなるならCROSTARもありですね。

 

 

 

 

重さは?

その気になる重さですが、Sサイズフレームで9.9kg

あれ?思ったより軽くないっていうのが正直なところですが、同クラス最軽量ということなので近いモデルと比べてみましょう。

 

ESCAPE R3=10.7kg

GIOS MISTRAL=10.8kg

FX 2 Women's=11.6kg

MERIDA CROSSWAY 100-R=11.9kg

 

こう見るとCROSTARがいかほど軽いかわかりますね。

そもそもフレームとフォークがアルミで価格を上げずにここまで軽くするのはなかなか至難の業だと思います。

 

逆に価格を上げればもっと軽いのは見つかりますが、通勤通学など実用使いには安い方がいいので需要は高いでしょうね。

元々あったESCAPE AIRが7万円で9.6kgでしたがはじき出されて安くて軽いCROSTARができたことからもそれがわかります。

400gに16000円は出せないですもんね。

 

 

 

 

パーツ構成は?

基本はSHIMANOのアセラで、3×8の24速。

ブレーキはテクトロのVブレーキ

まぁ街乗りでこの価格ならVブレーキでも十分でしょう。

このコンポ類ならそこまで重さに影響することはなさそうなのでやはりフレームなどなどの工夫で軽量化しているんでしょうね。

 

サドルが肉厚タイプなので、重さが出るならそこかなという感じ。

簡単に交換できますし、なんなら柔らかい方が実用性は高いのでとくにマイナスポイントでもないですね。

 

 

 

通勤通学用にはどう?

おそらく通勤通学用に設計されたクロスバイクだと思います。

価格が安く、安い中にも操作性の良さを意識したフォーク設計になっていてかつ軽い。

疲れにくく乗りやすいモデルになっていて安いとくれば通勤通学用にぴったりです。

 

 

 

 

 

 

サイクリング用にはどう?

微妙なところです。

軽いから一見よさげではありますが、フレームの作りがレスポンスを重視し過ぎて長距離はR3に軍配が上がりそうな気がしますね。

これぐらいの重量差ならカスタマイズでいくらでも縮ませられますし、多少重くてもホイールやタイヤの軽量化でチャラになります。

なので通勤通学メインで週末にちょっとしたフィットネスライドぐらいであれば満足できますが、サイクリング用として購入するなら他のモデルをおすすめします。

 

 

 

 

 

CROSTARとESCAPE R3の違いは?

おそらく五万円ぐらいのクロスバイクを調べているとCROSTARとESCAPE R3なにが違うんってことになりそうなのでちょっと検証してみましょう。

 

重さは言わずもがなCROSTARに分があります。

が先述したとおりこのぐらいの重さの違いならカスタマイズで縮められますし、全体の重量で比較するとキロ単位で距離を伸ばして効果が見えるレベルなのでどちらが大きく勝っているとは言いにくいです。

 

違いが大きく出るのはフレームの作りでしょう。

 

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黄色っぽいのがR3で、黒いのがCROSTARです。

これでちょっとCROSTARの軽さの秘密がわかりますね。

 

トップチューブとダウンチューブはほぼぴったり合っています。

違うのはフロントフォークとシートステー。

 

フロントフォークはR3では湾曲して衝撃を受けにくい形状になっていますが、CROSTARでは直線的です。

シートステーも同様ですね。R3では湾曲し、CROSTARでは直線です。

 

つまりはCROSTARは直線な分短くなっているのでその分軽くなっていますね。

これは乗り心地にも影響して、短いということは操作性がよくクイックな走りが出来るようになっています。

微々たる差ですがパワーもロスしにくいので坂道でもぐいぐい進めますね。

悪く言えば衝撃を受け流せないので、長距離乗るならデメリットでもあります。

 

逆にR3は多少重い代わりに柔らかいので平地の長距離には強いです。

 

なので重さよりもこの乗り心地の違いでどちらがいいか選ぶといいと思います。

 

 

 

 

まとめると

言うほど欲しいかと言われると微妙なところですが、特徴的なモデルなので好きです。

元のESCAPE AIRからCROSTARに変えたのは正解ですね。

 

価格以上に価値があるモデルなので、価格が限定されているならおすすめです。

特に実用使いならぴったりですね。

 

通学にESCAPE R3に乗ってる学生をよく見かけますが、ぜひこちらもチェックしてほしいところです。

 

 

 

というわけで今回はこの辺で。

次回更新までさようなら・・・ノシ

 

 

 

 

良ければこちらも参考に・・・。

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