JAVA Bikes日本初上陸モデル「700C-FUOCO2-105-B」
先日JAVA Bikesの日本上陸の記事を書きましたが、自己満足零細ブログにしてはびっくりするほどアクセスがあり皆さんの期待をひしひしと感じています。
そんななか畳みかけるように日本のJAVA代理店さんから、入荷予定モデルの価格決定のニュースが。
700C-FUOCO2-105-B。
105搭載のロードバイクで税別10万とはびっくり価格です。
105搭載というか、エアロ形状で10万がびっくりです。
105搭載と言えばミドルグレードですけど、価格がエントリーグレードなのでなんかもうわからなくなっちゃいますね。
というわけで、注目不可避なので細かなスペックを中国のサイトをあさって調べてみました。
日本モデルとまったく同じとは限らないですし、シェイシェイとチンジャオロースとシャンマオ(パンダ)ぐらいしか中国語わからない語学力なのでなにか間違ってたらすいません。
700C-FUOCO2-105-Bの基本スペック
フレームサイズは?
フレームサイズ:44cm、46cm、48cm、50cm、52cm、54cm
以上6つのラインナップです。
身長でいえば155cm~190cmまで対応しています。
必要十分ですね。
アジア圏で発売されているロードバイクとしてはフレームサイズは充実している部類に入ると思います。
重さは?
重量:10.3kg(52サイズ)
サイトによっては10.4kgって書いてあったり10.2kgって書いてあったりします。
エアロフレームとはいえロードバイクとしてはちょっと重い印象はぬぐえません。
軽めのクロスバイクと同じぐらいです。
低価格のアルミエアロロードと言えばMERIDAのREACT400ですが、こちらは9.2kg。
形状的にフレーム重量も少しかさんでいるでしょうけど、おそらくコストダウンのためにハンドルバーやサドルなどの小物も少し重さがあるのではないかと思います。
詳細は別記しますが、ホイールもアルミのディープリムなのでこれも重さがあるのかもしれません。
おそらくここらへんを変更すれば楽に8kg台にはなるんじゃないかと思います。
個人的にはここまで安くてなおかつ軽いと強度が犠牲になっているのではないかと不安なので、このぐらい重さがあった方が信頼性があります。
コンポは?
え、105でしょ?と思うかも知れませんが、実はすべてが105というわけではありません。
端的にいえばシフター、ディレーラーのみ105です。
これはけっこういろんなメーカーでこういう形になっているので特別JAVAがケチっているとは言えませんが、有名メーカーだともうすこしコンポの純度は高いので多少は劣って見えるかも。
羅列すると
シフター:105 5800系
フロントディレーラー:105 5800系
リアディレーラー:105 5800系
クランクセット:JAVA DECA(50-34T 170mm)
スプロケ:SUNSHINE 11S(11-28T)
ブレーキ:Tektoro(キャリパー)
こんなかんじ。
シフターと、ディレーラーだけがSHIMANO105ですね。
ただこれだけでもバラ売り計算で33000円ぐらいのコストがかかっているので、ほかのパーツがいかに安いかわかります。
クランクは自社製のようです。
50-34T。クランク長は170mm。
素材の関係もありますが見た目からは軽そうで悪くなさそうです。
BBはわからなかったので、耐久性とか回転が気になるところではあります。
全くの憶測ですけどホローテックⅡと互換がありそうな気がしてならないです。
スプロケも同様に自社製みたいですね。
ギアとディレーラーはSHIMANO同士でも厳密に互換性が決められているのでどこまでの動作なのか気になりますが、元が安いので気になれば105に変えればぜんぜんOKでしょう。
問題はブレーキ。
テクトロが使えないとまでは言いませんが、乗り心地はまったく違います。
そこまでの価格差はないので105にしてほしかったなぁと。
というわけでまずいじるならブレーキを105に変更するべきです。
低価格の秘密はここですね。
値の張るクランクを自社製に、コンポではないですがサドルやハンドルバーまで自社製です。
重量のとこでもいいましたけど、カタログスペックは完璧なのになぜか安いモデルは怖いだけなのでこれぐらいの荒があった方が安心感はあります。
BB規格なんかもSHIMANOと互換性があるような表記があるので、購入後気になれば交換すればいいだけですね。
そのほかに気になる点は?
まず気になるのがホイール。
ディープリムです。40mmぐらいですかね。
これカーボンならほぼいきかけるんですけど当たり前のことながらアロイです。
つまりは重いんです。
バラ売りが見当たらなかったので正確にはわからないですが、前後で2.5kg以上はあると思っておいた方がいいでしょう。
あとタイヤですね。
僕の見立てが間違ってなければ前後で5000円弱のコンチネンタルです。
この価格でコンチネンタル標準装備なのはある程度ロードバイクわかってる人が作ってる証拠ですね。
コンチネンタル好きの僕としてはポイントがぐんとアップ。
こんなとこでしょうか。
まとめると
めっちゃ欲しいです。
あまりに安くていいモデルなので荒さがしみたいにはなっちゃいましたが、これ絶対だめじゃんってポイントは見当たりませんでした。
というか疑心暗鬼になっていた部分がぬぐえましたね。
後からどうしようもないほど手を抜いているというわけではなく、後からどうにでもなるところで手を抜いてくれてる方が安心です。
唯一乗らないとなにも言えないのがフレームですが、重いのである程度の剛性は確保されてるかなと思います。
でもアロイですからね。唯一不安なとこでもあります。なんてったって僕が重いので。
アリババとかタオバオでがんばって調べてたんですが、
買って試してる方の素晴らしいレビューがありました。
これ見る限り気になるところはなさそうですね。
チューブが重いぐらいですかね?
あとフレームがカミソリなみに薄いとか。
加工技術がわからないのでなんともですが、薄いということは製造技術ないとできないところなので技の見せ所ですね。
買ったら打音検査して厚みチェックしてもらおうと思います。
逆にクランク軽いのが素晴らしいです。
このレビュー見てさらに欲しいと思っちゃいました。
というわけで今回はこの辺で。
次回更新までさようなら・・・ノシ