チャラー的クロスバイクレビューその９「ＭＥＲＩＤＡ ＣＲＯＳＳＷＡＹシリーズ」
おことわり
基本的に僕自身が欲しいかどうかをスペックもしくは試乗した感触から選んでいます。
あくまで僕が買う前提で見た上でどう判断したかなので、このページで書いていることがそのままそのモデルの評価につながるものではないということをご了承のうえ読んで参考にしていただければいいなと思います。
ＭＥＲＩＤＡのＣＲＯＳＳＷＡＹってどうなん？
低コスト高性能のメリダ。
個人的にもメリダは好きなメーカーで、ロードバイクでいえばリアクトが好きです。
クロスバイクでいえばＧＲＡＮＳＰＥＥＤが安くてハイスペックですが、メリダにはもう一つクロスバイクのラインナップがあります。
それがＣＲＯＳＳＷＡＹシリーズ。
メリダがわざわざ２ラインナップ出すということはそれなりの理由があるはず。
というわけで今回はメリダのクロスウェイシリーズがいかほどのものか見てみようと思います。
ＣＲＯＳＳＷＡＹの価格は？
クロスウェイシリーズは３グレード展開しています。（＋ジュニア用）
- ＣＲＯＳＳＷＡＹ１００－Ｒ＝５３９００円
- ＣＲＯＳＳＷＡＹ２００－ＭＤ＝５９９００円
- ＣＲＯＳＳＷＡＹ３００－Ｒ＝８１９００円
それぞれ税別。
玄人好みの３００－Ｒは別として、１００－Ｒと２００－ＭＤのコスパはいいですね。
１００－ＲはＧＩＡＮＴのエスケープＲ３と比較した時に少々高いのでフレームデザインの好みで選んでいいと思います。
２００－ＭＤの場合はＦＥＬTのVerza Speed 40と価格がほぼ同じです。甲乙つけがたい。
３００－Ｒがちょっと特殊で、フレームの作りに注力してコンポは平凡。比較するならＧＩＡＮＴのエスケープＲＸ３ですが、ＲＸ３の方が価格が安いですね。
パーツ構成はどう？
価格で見ると構成は並ですね。
１００－Ｒはアルミフレームセット。
コンポはＴｏｕｒｎｅｙやＡＬＴＵＳ、テクトロなどごっちゃまぜ。
ブレーキタイプはＶブレーキです。
２００－ＭＤもアルミフレームセット。
ブレーキは機械式ディスクブレーキです。ここがポイントですね。
おなじメリダのクロスバイクＧＲＡNSPEEDもディスクブレーキですが、カーボンフォークを採用したスポーツ走行用で、ＣＲＯＳＳＷＡＹは街乗りも行ける実用的な設計なので、使い方に合わせてどちらを選ぶか決めるといいでしょう。
３００－ＭＤはアルミフレームにカーボンフォーク。乗り心地と重さを改善しています。
ブレーキは残念ながらＶブレーキです。キャリパーブレーキなら評価が変わったところ。
コンポはクランク周り以外ＳＨＩＭＡＮＯで統一しているので信頼性が高いですね。
通勤通学にはどう？
通勤通学用であれば１００－Ｒと２００－ＭＤがおすすめです。
とりあえずママチャリより快適に通勤したいなら１００－Ｒ。
長距離の通勤通学や、多少雨降っても乗る場合ならディスクブレーキ採用の２００－Ｒがおすすめです。
３００－Ｒはちょっと使いどころが難しいかも。週末のちょっとしたサイクリングにも使いたい場合には３００－Ｒにして共用するのもありかも？でもそうなると他のモデルが視野に入ります。
サイクリング用に考えるといかが？
サイクリング用として考えると、少し頑張って違うモデルを買った方がいいような気がします。
１００－Ｒは重さもあるしＶブレーキで速度調整が難しい。
２００－ＭＤはディスクブレーキだけどアルミフォークなので長距離には向かない。
３００－Ｒはカーボンフォークで乗り心地も良く軽量だけどＶブレーキで速度調整が難しい。
そもそもフレームの作りがゆったりとしたライドに向いているのでサイクリングのシーンが限られてきます。
例えば短距離でフラフラするとか、１５ｋｍぐらいでゆっくり乗るとか。
１００－Ｒと２００－ＭＤは安いというメリットがあるので予算的に優先して選ぶのもありですが、パーツ構成的に性能を上げようと思った時に買い替えた方が手っ取り早くなってしまうのでサイクリング前提なら他のモデルをお勧めします。
総括すると
実用使いには低コストでおすすめです。
２０１８年モデルではないですが、実際試乗した感じも悪くありません。姿勢も楽で非常に乗りやすい印象です。
作りもしっかりしていますね。
比較するならエスケープは柔軟性がありますが、ＣＲＯＳＳＷＡＹは結構硬い乗り味です。
ただサイクリング用としてはあまりおすすめしません。
ゆったりした姿勢＝力を入れにくくスピードが出しにくいので、おそらく２０ｋｍ越したぐらいでつらくなってくると思います。
なによりの強みは安いことなので、通勤通学よとしてガンガン乗りたい方、もしくはサイクリング用なら試しに安めのスポーツ自転車に乗って試してみたいという重要にはマッチするでしょう。
というわけで実用使いにおすすめのクロスバイク、ＭＥＲＩDAのＣＲＯＳＳＷＡＹシリーズのご紹介でした。
それでは次回更新までさようなら・・・ﾉｼ
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