チャラーズばいしくる

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チャラーズ的クロスバイクレビューその8『FELT Verza Speed』

 

おことわり

基本的に僕自身が欲しいかどうかをスペックもしくは試乗した感触から選んでいます。

あくまで僕が買う前提で見た上でどう判断したかなので、このページで書いていることがそのままそのモデルの評価につながるものではないということをご了承のうえ読んで参考にしていただければいいなと思います。

 

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FELTのVerza Speedってどうなん?

唐突ですが僕はFELTが好きです。

 

というかフレームが好きです。

そのフレームが最も美しいのがFELT。なのでFELTが好きです。

いつかFR1のフレームでロードバイクが組めるように頑張りますと初詣で宣言するレベル。

 

とはいえ簡単にロードバイク買えないので、クロスバイクからフェルティストになろうかと思いちょっと調べてみました。

残念ながら未試乗ですが、メモがてらご紹介しようと思います。

 

 

 

FELTのクロスバイクはVerza Speedシリーズのみ。

Verza Speedは2グレード展開しているので比較してご紹介していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Verza Speedの価格は?

Verza Speed50=55800円

Verza Speed40=59800円

それぞれ税別です。

4000円の差でディスクブレーキが選べるのはディスクブレーキ信者の僕には非常に嬉しい。

パーツ構成で見ると結構安いと思います。

むしろディスクブレーキ仕様のクロスバイクでは最安値じゃないでしょうか?

フレームも新設計でこの価格なら十分です。

 

 

 

 

 

Verza Speed50とVerza Speed40の違いは?

上がVerza Speed50、下がVerza Speed40です。

パット見ちがいがわからないかも。でも決定的な違いがあります。

 

上で書いたとおり、Verza Speed40はディスクブレーキになっています。

Verza Speed50はVブレーキ。

4000円の差ならVerza Speed40を買うことを強くお勧めします。

 

またフレームの素材やフォークの素材もVerza Speed40の方がいいです。

Verza Speed40のフレームはバデッド構造になっています。

バデッドというのはチューブの厚みを必要に応じて強弱させることで軽量化と柔軟性を上げる手法のこと。

つまりは軽くて頑丈で柔軟性があるということですね。

フォークもVerza Speed50はスチールですが、Verza Speed40はアルミプラスクロモリで柔軟性と剛性を上げています。

 

もちろんVerza Speed50が悪いという意味ではないですが、4000円の差でここまで差別化してグレードが違うのならVerza Speed40を選びたいところです。

 

 

 

 

 

 

カラーは?

カッコいいかはさておきカラーはいくつか用意されています。

Verza Speed50は4色展開。

 

Verza Speed40は2色展開。

 

せっかくコスパの高いVerza Speed40が二色展開なのが少し残念。

 

 

 

 

 

 

通勤通学用には?

通勤通学用に考えると、Verza Speed50がおすすめです。

単純な重量ではなく、ホイールの重さを考えるとディスクブレーキよりもリムブレーキのVerza Speed50の方が快適です。

ただし停車の少ない通勤通学路であればディスクブレーキでも気にならないので、走行シーンに合わせてVerza Speed40もおすすめです。

 

 

 

 

サイクリング用には?

断然Verza Speed40がおすすめです。

ディスクブレーキの信頼性はもちろん、フレームの設計など4000円では通常手に入らないグレードアップが可能です。

ただしVerza Speedは完成車そのままで完璧な状態にするためにフレームからハンドルから専用設計になっています。

なのでたとえばブルホーンバーにするとかいうカスタマイズには向かないのでフラットバーのクロスバイクとして楽しめるシチュエーションがVerza Speedを最大限活かすことになります。

フラットバーではあまり長い距離走るのには向かないので、近距離のサイクリングやポタリングに使うのがベストでしょう。

 

 

 

 

 

余談:ものっそいこだわってる

FELTが好きな理由はフレームですが、そのこだわりはクロスバイクのVerza Speedにも十分表れています。

基本設計はオンロードを快適に、というロードバイク志向ですがロードブレームを流用したフラットバーロードではなく、あくまでフラットハンドルのクロスバイクとしての完成度を高める設計を目指しています。

 

たとえば剛性を確保するためにダウンチューブとBB部分に隙間を設けて、太さを犠牲にしない工夫がされています。

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シートステーも若干湾曲させることにより衝撃吸収性を持たせつつ剛性を確保する設計にされています。

 

プロモーションが上手いというのもあるかもしれませんが、開発者がここまで綿密に紹介できるほどこだわりを持って設計しているというのはよくわかります。

いってしまえば所詮2ラインナップのクロスバイク。そのためにWeb上に細かくプロモーションしてくれる所にちょっとした感動すら覚えます。

 

 

 

 

まとめると・・・

非常に優秀なモデルだと思います。

とはいえ試乗できてないのでなんともですが。

この価格でVブレーキ、ディスクブレーキを選べてサドルもゲルサドル、剛性も十分で加速性もいいとくれば素晴らしい。

 

ただ個人的に購入するかとなったときに、フラットバー用のジオメトリーとなると悩みどころです。

カスタマイズがクロスバイクを購入する理由でもあるのでハンドル変更が推奨されないとちょっと悲しい。

 

なのでVerza Speedはそこまでカスタマイズにこだわりがなく、完成度の高いクロスバイクを求めている方におすすめです。

逆にいえば、そのままの状態で使用するならこれ以上ないクロスバイクと言っても過言ではありません。

 

 

 

というわけで好きなメーカーなので力が入ってしまいましたがこの辺で。

次回更新までさようなら・・・ノシ

 

 

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