【サイコン】ロードバイクにサイクルコンピューター必要か?不要か?アプリの登場で不要論優位?
サイクリングの必須アイテムとして君臨するサイクルコンピューター
ロードバイクでのサイクリングで、必須アイテムとしてあげられるサイクルコンピューター。略してサイコン。
ロードバイクデビューするときに、必ず同時に購入するべきアイテムとして「ペダル」「ヘルメット」「サドルバッグ」などと合わせてサイクルコンピューターもおすすめされていることが多いですね。
もちろん僕も使用しています。
しかし、最近サイコンの販売数が落ち気味でもあります。
品質が上がり当たり前のように数年使用できるようになったこともありますが、「そもそも要らないのでは」というサイコン不要論を唱えるビギナーが増えたそうです。
というわけで今回は、サイコンが本当に必要なの?と思っているビギナーの方へ向けてサイコンが本当に必要なのか考えてみようと思います。
- サイクリングの必須アイテムとして君臨するサイクルコンピューター
- サイコンってそもそもどんなもの?
- これってスマホで代用できるんじゃ・・・。
- ベテランはやっぱりサイコン
- やっぱりサイクリングにはサイコンがベスト!
- おすすめのサイコン
- おすすめのサイコンアプリ
- おすすめのスマホホルダー
サイコンってそもそもどんなもの?
サイクルコンピューターは、簡単に言えば車のメーター類と同じで走行データを計測して表示するものです。
基本的には「速度」「走行時間」「走行距離」などですね。
元々タイヤの回転数から計算していましたが、GPSで走行スピードを取得するものも多いです。
値段が高くなると外付けのセンサーを使用して「ケイデンス」や「心拍数」も計測でき、よりデータに準じた走りを考えることが出来るので、特にレース指向の方に重宝します。
更に高級なものだとマップを表示したり、走行ルートのログを取る事もできます。
趣味でロードバイクに乗るファンライドにおいても、走行距離や平均速度などを計測する場合に一番手軽な方法になるので、ほとんどのロードバイクに使用されています。
ほとんど心配は要りませんが、自転車にも法廷速度は適用されるので速度計があるに越したことはありません。
価格は安いもので2000円程度から。ネット通販を使用すればもっと安いものも見つかります。
これってスマホで代用できるんじゃ・・・。
こう思った方は非常に鋭いです。
そう、実は最近スマホアプリでほぼ同じ機能を利用できるんです。
元々GPS機能はほとんどのスマートフォンに内蔵されているので、GPSサイコンと同じ原理で基本機能をカバーできます。
しかも、基本機能はタダで、有料版だとセンサーと同期させて心拍数やケイデンスを計測することも出来ます。
さらにはマップを表示することも出来ますし、ナビ機能付きのものも当たり前。しかも無料です。Google Mapsで使えているのでもはや当たり前ですよね。
サイコンが不要だと思われても仕方ないよね
スマホで数百円で使用できる機能をサイコンで使おうと思うと、センサーなど含めて2万円は下りません。
そりゃサイコンが不要だと思われても仕方ありませんね。
2万円あればビンディングを導入することも出来ますし、安いものならホイールを購入することも出来ます。
LCCを使えば旅行に行くこともできるかもしれません。
そのコストを考えると、サイコンをスマホで代用しようと思う人が増えても仕方ありませんね。
ベテランはやっぱりサイコン
とはいえサイコンがまったく不要かというと、そういうわけではありません。
ベテランチャリダーはやはりサイコンを使用しますし、スマホで代用できる部分でもなるべくサイコンを使用しようとします。
僕も基本はサイコンで、ルートロガーはスマホで取得しますが予算さえあればサイコンで統一したいと思っています。
コストを削減でき、機能も十分なはずですがなぜでしょう。
スマホはデカすぎ!
サイコンを取り付ける場所はハンドルバーかステムですが、意外と取り付けられるスペースが狭いんですよね。
ライトは広範囲を照らそうと思うと2個は欲しいところですし、そこにスマホを取り付けようと思うと邪魔になってしまいます。
最近は動画配信サービスの普及でスマホもどんどん大きくなっていますよね。
そのスマホを取り付けようとするとライトの取り付け位置がなくなってしまいます。
ハンドルにエクステンションバーを取り付ければスペースは増やせますが、見た目と機能性を考えると推奨できません。
トップチューブに取り付けるバッグもあり、バッグ上部にスマホを収納することもできます。
僕も愛用していますが、目線が進行方向から離れすぎて走行中ちらっと確認する使用方法にはあまり向きません。
なのでハンドルバーに小型のサイコンを取り付けて、スマホはルートチェックのみに使用しています。
ポップアップ通知が邪魔
スマホはなんでもできますが、逆に言えばひとつのものに詰め込みすぎでもあります。
サイコンは一点突破の自転車用ですが、スマホはそうも行きませんよね。
走行中のメールはご法度ですが、スマホは問答無用に送りつけてきます。
スピードをチェックしたい、走行距離をチェックしたいと言う時に通知が来ていてチェックできないと本末転倒ですよね。
もちろん走行中に操作するのは禁止なので、結果的に欲しい機能を使えていないと言うことにもなりかねません。
「そんなに気にしなくて良くない?」と思うかもしれませんが、実際起こると結構邪魔です。
アプリを使用する場合には、LINEなどの通知はOFFにしておくとよいでしょう。
電池持ちが悪い
ここが一番のデメリットです。
サイコンは高機能モデルでも8時間以上、簡易的なサイコンであればほぼ気にしなくてもいいレベルに電池持ちがいいです。
一方スマホはというと、常にGPSを起動して使用すると早いもので6時間程度しか持ちません。
サイクリングで6時間以上となるとかなりガチなサイクリングになるので初心者ではあまり行わないかもしれませんが、連絡や近くのお店を検索しようと思ったときに電池が無いとなるとちょっとあせりますよね。
モバイルバッテリーを持ち歩くのも解決方法のひとつではありますが、単純に重たくて邪魔ですし、万が一転倒してリチウムイオンのモバイルバッテリーが破損すると発火の危険もあるのであまりおすすめはしません。
僕はサイコンのサブとして使用しているスマホは以前に使用していたもので、他の機能を極限まで削って電池持ち重視にして使用しています。
ちなみに、グーグルマップはインターネット接続のない状態でも使用することが出来ます。
やっぱりサイクリングにはサイコンがベスト!
このようなデメリットを考えると、やはりスマホアプリはサイコンにかないません。
今後電池持ちが無限の革新的なスマホが開発されるまでは、僕もサイコンを使い続けるでしょう。
とくに初心者の方においては、操作が不慣れなうえにスマホに翻弄されてしまうと危険でもあります。
走行データーを確認したいのであれば、安いものでいいのでサイコンを用意することをおすすめします。
おすすめのサイコン
必要な機能+1:GIANT NEOS GPS
2019年満を持して登場したのがこちらのNEOS GPS。
元々自転車メーカーのサイコンは割高だったんですが、こちらのNEOS GPSはなんといってもコスパのGIANTが出しているだけあってさすがのお値段。
スピードや距離といった基本機能はもちろん、標高や気温、別途センサーによるケイデンスや心拍計も完備。
さらにはスマホと同期して通知があったときにお知らせしてくれるワンポイント機能も魅力的です。
お値段税別9000円とこの機能にしては十分安いので、これから本気でサイクリングに挑みたいと言うビギナーにもばっちりの一品。
スマホと合わせて使うなら:キャットアイ ベロ9
最安値クラスのサイコンです。
僕もいまだにサブの自転車ではこれを愛用しています。
税別2100円で、速度、距離、平均速度、時間、簡単な消費カロリー計算など最低限の機能はそろっています。
センサーと本体を有線で繋がなければならないので取り付けは少し癖がありますが、なんども取り付けるものではないのでとりあえず安いものが欲しい場合におすすめです。
残念ながらバックライトがないので、夜間の使用は少々困難ではあります。
おすすめのサイコンアプリ
Runtastic ロードバイク記録サイコンアプリ
僕も愛用しているサイコンアプリです。
距離、タイム、速度、高度、ペース、消費カロリーなどを計測可能で、基本無料です。
ログインしなければ使用できないのが難点ですが、アカウントも無料なので一手間掛ければスマホがサイコンに早代わりします。
おすすめのスマホホルダー
BENDA 自転車 スマホ ホルダー
友人が使用しているスマホホルダーで、ちょっと欲しいなと思ってしまった優れもの。
もともと僕もこういうタイプのスマホホルダーを使用していたんですが、どうしても保持力が弱くて不安でした。
このスマホホルダーは4角からしっかり締め付けるタイプで保持力が強く、多少のゆれでは落ちることがありません。
ダイヤルロック式なので急に緩むことも無いので、保持力重視ならこれがおすすめ。
価格も1799円とお買い得なので、まず試してみたい場合にもばっちりです。
デッドスペースの有効活用:ロックブロス トップチューブバッグ
トップチューブバッグにスマホホルダーがついたもので、ちょっとした荷物の収納にも役立ちます。
最初に言ったとおり目線が下がるので常時確認というわけにはいきませんが、サイコンのサブとしてスマホアプリを使うならこの形が理想的ですね。
充電も考えた設計になっているので、モバイルバッテリーを接続したい場合にも使用できます。
デメリットとしては、雨上がりなど湿気が多いとすこしビニールの内側が曇ってしまうこと。
また、ダンシング(立ち漕ぎ)するとバッグにひざが触れてしまうこともあるので、クライマーはちょっと邪魔になってしまうかも。
amazon.co.jp/ROCKBROS トップチューブバッグ
というわけで、今回はサイコンのスマホ代用中心になってしまいました。
サイコンは必要なものですが、ちょっとコストが気になる。
そんな場合にスマホアプリでの代用はできますが、デメリットも多いです。
なので、基本はサイコンで、サブとしてスマホを使いましょう。
コストも気になるところですが、安全第一の装備を心がけてくださいね。
値段で選ぶロードバイク!なるべく安く買う方法、予算ベースの選び方は?
ロードバイクに限らず、万単位の大きい買い物でまず先立つのは予算ですよね。
某ZOZOタウンの社長のように宇宙を目指せるような方は別でしょうが、僕は映画を見に行く交通費すら計算してしまう貧乏人。
所有している自転車も軒並み5年を超え、耐久性も気になるところ。
僕のように買い替えを考えている方はもちろん、これからロードバイクを始めたいという初心者の方に向けて、僕が値段を見てロードバイクを購入するときに重視している選び方をご紹介します。
ロードバイクの値段による違い、性能差は?
安いものを買えるに越したことはありませんが、せっかく競技用として開発されたロードバイクを買うなら性能にも注目して欲しいところ。
まずは値段の差で何が変わるのかを把握して、最低限求めるスペックに合う予算を考えて、その中から「お値段以上」の一品を選んでみましょう!
重量
ロードバイクの完成度を考えるときに大きなファクターになるのが重さです。
重たいものを持とうとすると力が必要なのと同じで、自転車を走らせようとするときも重い自転車を走らせるのには力が必要になり、軽くなると軽い力でも走らせられるのでスピードも出しやすくなります。
このためロードバイクをはじめとする競技用自転車において軽さは正義で、各メーカーは軽量化を重視した開発競争を現在まで続けています。
より軽く仕上げようとすると十分な強度を出すのが難しくなり、強度と軽さを両立させようとするとより高級な素材を使用する必要があるので値段が高くなります。
また設計にもより力を入れる必要があるので、同じ素材を使っていてもより軽いほうが値段が高くなります。
構成パーツの違い
基本的に自転車のメーカーが開発するのはフレーム部分だけで、その他の構成パーツはそれぞれ専門のメーカーから購入し組み上げています。
販売元のメーカーは、これらのグレードを下げることでコストカットできるので、高いモデルにはいい構成パーツが、安いモデルには安い構成パーツが使われています。
その最たるものが駆動系パーツのコンポーネントで、様々なグレードがあり価格差も大きいです。
特にコンポの違いによるギアの枚数に関しては乗り心地にもつながるので、特に値段で選ぶ場合にチェックしたいポイントです。
競技用かファンライド用か
本来ロードレースのために開発されたロードバイクですが、現在は趣味のひとつとしても確立されています。
競技用の自転車はより軽量で性能を生かせるよう技術を詰め込んだものですが、やはりその分価格も高くなっています。
対して趣味乗り重視のファンライドモデルはそこまでの軽量化や緻密な設計は必要ないので低価格のラインナップも多くなっています。
もちろんファンライドに競技グレードのモデルを使う方も多いですが、スピードなどにそこまで興味のない方はより値段の低いモデルでも十分満足できるでしょう。
価格別のロードバイクラインナップ
最近では中華メーカーの登場などでロードバイク業界も価格破壊が起こっているので、これまでの常識は少しずつ崩れてきています。
このためあくまでひとつの参考程度となってしまいますが、価格別にどういったラインナップ、構成のロードバイクが買えるのかチェックしてみましょう。
~10万円のロードバイク
10万円以下のモデルは、ロードバイクとしてはかなり格安な部類になります。
安い分スペックが低いほかにも、注意しなければいけないポイントがあります。
ファンライドモデル中心
10万円以下となると、ほとんどが趣味乗り用のモデルになります。
競技用として販売されているモデルはほぼ無いので、あくまでもファンライドユーザー向けのラインナップです。
もしもレースを目指すのであれば、この価格帯には手を出さないほうがよいでしょう。
カーボンフレームはなし
昨今低価格化が進むカーボンフレームですが、現在のところ10万円以下のラインナップはありません。
基本的にはすべてアルミフレームで、フロントフォークのみカーボンというモデルが多いです。
このため重量が比較的重いラインナップがほとんどです。
重量は10kg前後
この価格帯だとカーボンが無い上に、製造コストを下げざるを得ないことから重量はどうしても重くなってしまいます。
10kg前後のモデルが多く、上位グレードの標準重量よりもかなり重くなっています。
構成パーツも重たいことが多いので、カスタマイズすることで軽量化を計ることもできますが、フレーム自体が重たいことや、軽量化するための費用を考えると最初からある程度のグレードのモデルを購入したほうがお得です。
コンポは「CLARIS」~「SORA」
この価格帯のモデルだと、コンポのグレードはSHIMANOのロードバイク用コンポの下から2番目、3番目の「CLARIS」と「SORA」がほとんどです。
CLARISは8速、SORAは9速なので、ある程度自転車のスペックに合わせた乗り方が必要になります。
ルック車に注意
10万円以下だと、メーカー品よりもルック車の方が多い価格帯です。
ルック車とは、簡単に言えば見た目がロードバイクでも性能がロードバイクでない自転車のことで、ロードバイクらしい楽しみ方をしたいと言う方には向かない自転車です。
見た目だけ取り繕えればいい方であればルック車もありですが、長距離走ったり、速いスピードを出して走りたいと言う方には向かないので注意しましょう。
~20万円のロードバイク
20万円ぐらいになるとラインナップも増え、ファンライド用でもいろいろな種類のロードバイクから選ぶことが出来ます。
できることなら、初めてのロードバイクでは20万円ほど予算を見ておくとよいでしょう。
ファンライド用~レース用入門機まで
10~20万円のロードバイクなら、ファンライドはもちろんレースグレードモデルの下位モデルまで選ぶことが出来ます。
レースグレードモデルには、「オールラウンド」「ヒルクライム」「エンデューロ」「エアロ」など用途に応じた設計のロードバイクがあるので、それぞれ目的別に選ぶことで特性を生かした走りが出来ます。
ファンライドにおいてもこれらの特性を理解して選ぶことで快適にサイクリングを楽しむことが出来ます。
カーボンフレームも
最近の低価格化によって、20万円以下でもカーボンフレームのロードバイクが入手できるようになりました。
上位グレードのカーボンロードとは比較になりませんが、カーボンフレームは軽量で乗り心地もアルミに比べて向上しているので、可能であればカーボンロードがおすすめです。
ただし、カーボンは金属に比べてキズや衝撃に弱いので、不安であればあえてアルミロードを選ぶのもよいでしょう。
また、20万円のカーボンロードはカーボンロードの中では下位グレードなのに対し、20万円のアルミロードはアルミロードの中では中級~上級グレードなので、20万円の予算でアルミロードを選べばカーボンロードに迫る性能のアルミロードを入手することも出来ます。
重量は上位グレードに迫る
20万円程度のロードバイクは、重量7kg台のものもあり、フレーム重量だけ見れば上位グレードと大差ありません。
カスタマイズでより軽量化することも可能なので、重量を重視してもやはりこの価格帯から本格的なロードバイクを選べると言えます。
乗り心地まで比較するとやはり上位グレードに分がありますが、十分ロードバイクらしい走りを楽しむことは出来ます。
コンポは「Tiagra」「105」
20万円程度のロードバイクのコンポには、中級グレードの「Tiagra」もしくは「105」が搭載されていることがほとんどです。
この2つは、Tiagraが10速、105が11速と違いがあります。
ひとつの選び方として、ファンライド中心なら10速のTiagra、レース指向なら11速の105を選ぶとよいでしょう。
10速と11速ではホイールの互換性がない場合が多いので、Tiagraを購入して105に乗せかえることができない場合があります。(ホイールも買い換えれば可能)
大は小を兼ねるではないですが、可能であれば105を選んでおくことをおすすめします。
~50万円のロードバイク
50万円予算が有る場合、本格的なレース用モデルが購入できます。
構成パーツのグレードも高いので、完成度の高いモデルが並ぶラインナップです。
実業団レーサーも多くがこの価格帯のモデルを使用しています。
ほとんどがレース用グレード
50万円程度のロードバイクは、ほぼすべてがレース用モデルです。
パーツ構成もレースに十分対応する上位グレードで構成されているので、性能的には購入したままで申し分ありません。
そこからコースや自分に合わせたパーツに交換することもできます。
もちろんファンライドにも使用できますが、少々オーバースペックでもあるので無理にこの価格のロードバイクを購入する必要はありません。
カーボンロードがメイン
この価格帯だと、ほとんどのモデルがカーボンロードです。
軽量化はもちろん、強度配分も重視し乗り心地だけでなく走行性能を重視したモデルが並びます。
「オールラウンド」「ヒルクライム」「エンデューロ」「エアロ」など用途に応じた設計のロードバイクがあるので、それぞれ目的別に選ぶことで特性を生かした走りが出来ます。
ただしファンライドを目的とした「コンフォート」系モデルはほとんど無いので、「エンデューロ」系モデルを選ぶとよいでしょう。
7kg前後が中心
レース用ロードバイクのレギュレーション上の重量は6.8kg以上と定められているため、レース用ロードバイクが中心のこの価格帯のロードバイクのほとんどがこの重さに準じて設計されています。
ぴったり6.8kgは少ないですが、基本は7kgを中心に設計されており、ここから更に軽量化することも可能です。
コンポは「ULTEGRA」「DURA-ACE」、電動コンポも
この価格帯のロードバイクは、SHIMANOの上位グレードコンポ「ULTEGRA」、「DURA-ACE」が搭載されています。
ULTEGRAとDURA-ACEには電動コンポの「Di2」があり、機械式を搭載していてもDi2対応の設計になっています。
ヨーロッパ系メーカーの一部ではカンパニョーロの「Record」シリーズなども見られます。
高いからいいという時代は終わった?
ここまで価格差があると、どうしても高い物がいいものだと思いがちです。
実際高い物は最新技術を詰め込んだスペックの高いモデルが並んでいます。
では安いものがダメかというと、そういうわけでもありません。
かつての上位グレードが安く手に入る時代
ロードバイクは日本でブームとなってまだ日が浅いですが、ヨーロッパではかねてから高い人気を得ていました。
長らく研究開発され、緻密な技術でスペックを年々上げています。
ロードバイクの価格の多くは研究開発費で、ルック車を見てもわかるとおり素材だけであればそう高いものでもありません。
このため、開発されきった古い技術を盛り込んだモデルは価格が安くなっています。
いうなれば、かつて上位グレードだったモデルが現在は安く購入できるので、最新式が絶対に正義とは言い切れません。
ファンライドにレースグレードは不要?
上位グレードはたしかにいいものです。
下位グレードと上位グレードには乗り比べれば初心者でもわかるほどの性能差があります。
ただし、どんな状況でも上位グレードの技術が生きるかと言うとそうでもありません。
より早いタイムで、より体力を浪費せずに走る場合は高いスペックのモデルが有効ですが、ファンライドにおいてはそのスペックを生かしきれないシーンがあることも事実です。
たとえば家庭菜園にトラクターが必要ない、仕事にゲーミングPCを使用しないのと同じで、下位グレードでもファンライドにおいては十分な場合もあります。
カーボンロードの低価格化
カーボンロードも低価格化が進み、20万円弱でも手に入る次代になりました。
これによって乗り心地の面では安くても十分満足できるモデルが入手できるので、無理に数十万円のカーボンロードを購入する必要もなくなりました。
カーボンロードにおいても、10年前に40万円だったカーボンロードと、現在20万円のカーボンロードを比較すると大差なく、技術は下位グレードにもフィードバックされていることがわかります。
ロードバイクを安く買う方法は?
家電などでは一般的な値引き販売ですが、ロードバイクではどうなのでしょうか。
実はスポーツ自転車の店頭販売は定価が基本で、あまり値引きはされていません。
では上位グレードをなるべく安く購入したい場合どういった方法があるのでしょうか。
通販は基本NG
なにかを安く購入したい場合、多くの人がまず通販を思い浮かべるでしょう。
ただし、ロードバイクにおいては通販はあまりおすすめしません。
多くのスポーツ自転車メーカーは通販を嫌い、基本的に特約店のみの販売です。
一部流通しているものは中古品が多く、パーツ寿命が短い傾向にあります。
通販で新品を購入できるロードバイクもありますが、組み立てが必要で、ショップは他店や通販で購入した自転車の持ち込み点検修理を嫌います。
このため、通販を使うと結果的に手間がかかることがあります。
試乗もできないので、乗り心地やサイズのフィッティングも届くまで出来ません。
ある程度自分で出来る方にはおすすめですが、 初心者の方は避けておいたほうが無難でしょう。
中古品の購入は年式に注意
ロードバイクは買い替えも活発なので、中古品も多く出回っています。
ただし、ロードバイクのフレーム寿命は思っているよりも短いです。
カーボンで5年、アルミで10年ほどと言われていて、本来持っている性能を生かせるのはもっと短いと言われています。
これは走行距離にもよるのであくまでも目安ですが、中古でロードバイクを購入するときは年式を確認し、なるべく新しいものを選ぶようにしましょう。
またタイヤやブレーキシューなどどうしても乗っているうちに劣化していくものもあります。
多少安いぐらいだとこれらの交換で結果的に新品と変わらないということもあるので、状態はしっかりチェックしておきましょう。
型落ち処分品がおすすめ!
ロードバイクは、ほとんどのモデルが毎年刷新されていきます。
このため秋口の新商品流通に向けて、多くのショップは売れ残った古いモデルを処分価格にします。
欲しいモデルが必ずあるとは限りませんが、新品の値引きはこのタイミングが一番大きくなります。
チャラーズの結論:買い換えよう。
下位グレードと上位グレード、どちらがいい?と言われれば、間違いなく上位グレードを購入したほうがいいに決まっています。
ただ、最初から必要か?と言われれば、個人的な答えは「No.」です。
ロードバイクは移動手段としても活用されますが、「基本はスポーツ」です。
自分の欠点をトレーニングで補うのがスポーツですが、ロードバイクはこの部分を機材で補うことが出来ます。
この欠点は乗って経験しないとわからない部分です。
加速が苦手なのか、坂道が苦手なのか、乗り心地を向上させたいのか、これらの部分を経験してみなければわかりません。
なので、無理に高い物を狙って買い控えてしまうよりも、まず安くても買えるロードバイクを買って体験してみるのがよいでしょう。
その中で感じた不満をカスタマイズで補い、それでも足りなければ買い換えても遅くはありません。
自分の能力が100だとして、乗る自転車によって50しか引き出せない場合、100引き出せる場合があります。
人間がエンジンなので、高いロードバイクに乗ったからと言って120や200になるというものではありません。
またレースでなければ必ずしも100出さなければいけないわけでも無いので、50の力でも楽しめるならそれなりのスペックのモデルでも楽しめます。
ロードバイクは中古の取引価格も高めなので、ぜひ臆せず一台買ってみて、そこからワンランク上のこだわりロードバイクを選んでスキルアップしていきましょう!
復興支援に厚真町観光を考えている人へ!微力ながら厚真の魅力をPRしてみます
北海道胆振東部地震、だいぶ落ち着いてきました。
ほとんどの地域で電力が復旧し、厚真など被害が大きかった勇払、地盤沈下などが起こった札幌や北広島の一部など以外は、物流が滞って食べたいものが食べられない、計画停電回避のための節電の必要はありますが徐々に普通の生活に戻りつつあります。
そんな中、「厚真町復興のためにぜひ観光に訪れたい」という声が聞こえて大変嬉しく思っています。
何を隠そう僕は幼少期しばらく厚真で生活したり、その後もいままで数百回は厚真に行って、人格形成はほとんど厚真で培われたと言っても過言ではありません。
弱小ブログではありますが、もし誰かの目に留まった時に、少しでも行ってみたいと思ってもらえるように少しだけ厚真のPRをしてみようと思います。
メインの自転車とは全く関係ありませんが、少しだけお付き合いいただければと思います。
なんといってもあづまジンギスカン
まず絶対に欠かせないのが市原精肉店さんの「あづまジンギスカン」!
ジンギスカンは北海道民のソウルフードですが、僕が世界一おいしいと胸を張っていえるのが厚真の「あづまジンギスカン」です。
当たり前にありすぎて写真がないのが残念でならない・・・。
道民がジンギスカンでイメージするのは「味付き」と「生ラム」がありますが、我が家は厚真にルーツがあることもあってジンギスカンの定番はやっぱり味付きです。
元々匂いのキツイ羊の肉をなんとかおいしく食べようと調味料と香味野菜など漬け込んで食べたのが発端ですが、現在は様々な種類があっておいしいものが多いです。
「ラムはくさい」というイメージもあるかと思いますが、たしかににおいは凄いです(笑)
ただよく言われる嫌なにおいは昔ながらの丸いスライスのジンギスカンで、最近のものはどちらかというとタレが焼けた食欲をそそるにおいかと思います。
厚真の読み方は「あつま」ですが、地元の人はなまって「あづま」読みが多いんです。あえて商品名をあづまにしているところからも地元感があって好きですね。
味は形容しにくいんですが、他の多くのジンギスカンと違うのが甘みがないことでしょうか。
タンネトウとか松尾はけっこう甘みが強くて、これはこれで好きなんですがあづまジンギスカンは甘みが抑えられていて肉のうまみが強いイメージです。
あと厚切りなので、「肉食ってます!」感がいいですね(笑)
かといって硬いわけではないので、女性でも子供でも食べやすいと思います。
「スペシャル」と「レギュラー」がありますが、これは肉の脂身の違いです。
我が家はもっぱらレギュラー派です。脂身の美味さが抜群!
どちらもバーベキューで網焼きするのが一番おいしいですが、スペシャルは脂身の少ないロースなのでフライパンや鉄板で焼くならスペシャルがおすすめです。
ジンギスカンはタレに漬け込んでいるので、焼いていると鉄板だと水気が多く出て煮込んだ感じになってしまいます。
どの味付きジンギスカンもそうですが、鉄板で焼く前にタレをザルで切って、焼きながら出てきた水気をキッチンペーパーなどで取るとジューシーにおいしく焼きあがります。
市原精肉店さんは自らも被災しながら、トラックを出して避難されたかたの炊き出しに協力されたと聞いています。
僕も復興の暁にはまず食べたいのがあづまジンギスカンですね。
不老長寿の実!?ハスカップ
聞いたこともない人が多いかもしれませんが、果物のひとつです。
元々北海道に自生している木になる実で、厚真を中心にそれを品種改良して栽培しています。
6月~7月にかけて収穫されますが、生で流通させるのが結構難しいのでそのままのハスカップは道民でもあまり見たことがないかも。
濃い青紫色の実で、中はマゼンタっぽい色です。
多く栽培されている「ゆうふつ」はすっぱくて少し苦味があります。
一般的にはジャムや塩漬けにして食べていますね。
最近は粒が大きくて甘みが強い「あつまみらい」や「ゆうしげ」といった品種も出てきています。
これ凄いのがアントシアニンや鉄分、カルシウムやビタミンなど豊富で、「不老長寿の実」と呼ばれているほど。
もともと丈夫だった気もしますが、毎日ハスカップ食べてたうちのひいばあは100まで生きました。
ハスカップは厚真町を上げて特産品として売り出していて、町内ではハスカップ狩りも楽しめます。
ハスカップそのものはシーズンを越えると入手しにくいですが、「よいとまけ」や「ハスカップランド」などハスカップを使ったお菓子もありますし、「いろはすハスカップ」も販売されています。
お土産にもぜひ!
サーフィンのメッカ!浜厚真
これは僕自身体験したことがないんですが、浜祭りでもにぎわう浜厚真は昔からサーファーの方が多く集まっていて北海道ではかなりサーフィンが活発な地域なんだとか。
新興住宅街もあるので、サーフィン命のかたはぜひ!
海釣り!苫小牧東港
拠点の住所が厚真町でも苫小牧となってしまう弱小市町村の悲しいところですが、まぎれもなく厚真町です。
一部苫小牧弁天に差し掛かってた気もしますが、厚真と言うことにして下さい。
停電で話題になってしまった苫東火力発電所のお膝元にある東水路と、中央水路の二つが人気の釣り場です。
僕も良型のソイやカレイを釣ったり、ハモを釣りに行った事もあります。
車からすぐの場所でチカなどサビキで簡単に釣りも楽しめるので、レジャーでのファミリー釣りもおすすめです。
渓流も有名でしたが、残念ながら土砂災害でしばらく難しそうなので、海釣りで厚真町に訪れてみてはいかがでしょう。
意外と魅力たっぷり!厚真町
こんな感じで、名もない田舎町の厚真ですが、けっこう誇れるポイントたくさんあるんですよ!
どうしても震源地ということで厚真ばかりピックアップされていますが、周辺地域も含めると1週間まるまる楽しめるようなエリアなんです。
安平町のノーザンホースパークやレストランみやもともおすすめですし、鵡川町はししゃもと恐竜の町で博物館や地球体験館がおすすめですし、平取町は温泉と平取牛、もう少し足を延ばせば日本一平和な競馬場「日高門別競馬場」もあります。
いつか自転車で回りながらレポートしてみたいですね。
というわけで写真がまだ容易できていませんが、順次準備していく予定です。
今後は通常営業で自転車ブログに戻りますが、次回更新をお楽しみに!
被災しました。
僕もゆかりのある町です。
僕自身は幸い札幌にいて大きな被害は免れ、厚真の家族も無事でしたが、札幌も震度5程度のゆれで一部でいまも停電が続いています。
厚真では僕の家族を含め多くの方が避難生活をしていますが、大規模な被害が報道されているエリア以外ではひとまず自衛隊によって水と食料が確保できているとのことです。
まだ停電中の方、ブレーカーを落とされているかと思いますが、念のため電源復旧時の確認にもすこし配慮してください。
家電製品等に目に見えて故障がなくとも、地震によって内部の破損、コードの断裂、コンセントの刺さりが甘くなっている場合など、通電時にショートやトラッキング減少によって発火する恐れがあります。
電気の復旧を確認する場合は、なるべく不要なコンセントは一旦抜いてから、ブレーカーを上げるよう心がけてください。
こんなときになんですが、自転車が活躍しました。
私の地域では今日の夕方まで停電で信号機が動かず、道路は無法地帯。
自転車は最悪折り返せるので比較的安全に広範囲移動でき、無事数日分の物資が確保できました。
自動車は最悪スマートフォンの充電にも使用できるので、震災時は徒歩、ないし自転車での移動をおすすめします。
いずれも信号機がない道路の横断には細心の注意をして下さい。事故が多発しています。
あとは自転車のライトも活躍しました。
毎晩サイクリングに使っていたので、十分充電していて夜間の光源確保にも役立ちました。(強力すぎて困るものもありましたが)
札幌をはじめ、道内でまだ電気が復旧していない方、一部自転車店が営業を再開しています。
自転車店ではライトなどが確保できます。
緊急車両が非常に手薄な状況ですので、火災防止になるべくろうそくではなくライトの利用をおすすめします。
水を入れたペットボトルを照らせば即席のランタンにもなります。
徐々に復旧してきていますが、大手ホームセンターの友人によれば商品の次回入荷はまったくの未定で、倉庫に在庫がある場合でも、ガソリンが不足しトラックが動かせず輸送が困難な状態だそうです。
自動車のガソリンやスマホのライトなど優先度の高い物は温存し、優先度の低いものから活用して物資をなるべく消費せず生活することをおすすめします。
家族の安否だけは確認できましたが、厚真町内の現状はまだ不明です。
家は土砂崩れのエリアから離れていますが、家のある地区でも建物の崩壊や怪我人が出ているそうです。
早来を通って厚真にアクセスする道路が一部自家用車では走行困難になっているそうなので、親戚やご家族がいらっしゃるかたは、無事が確認されているならば今すぐ行きたい気持ちを少し抑えて、被災地のためにも少しタイミングをずらすことをおすすめします。
救助活動や緊急車両の往来の邪魔にならないことが確認されれば、僕も現地に行って家周りの現状把握とボランティア協力するつもりです。
重大な被災地以外の方、電気は徐々に復旧してきています。
物流や電力の不足からいままでどおりの生活に戻るには少し時間がかかるかもしれませんが、一緒にがんばりましょう!
【無敵のコスパ!】GIANTの新型サイコン「NEOS GPS(ネオスGPS)」がヤバイ
サイコンが壊れた
スポーツ自転車デビューと一緒に買った、キャットアイのベロ9。
なんだかんだ8年一緒にサイクリングした仲で、無線にしようかGPSタイプにしようかと思いつつも、軽いサイクリングの相棒としてずっと愛用してきました。
が、さすがに今年センサー部分が壊れてただの時計に。
スマホにロガーアプリを入れて使用するのが無敵だと思ってたので、わざわざサイコン買わずともスマホで十分かと思っていましたが、ハンドル周りがゴチャっとしますし、やはり電池もちに不安がありベロ9のセンサー買い換えようか新調しようか考えていたところでした。
狙ったように発表されたGIANT「NEOS GPS」
そんなときに、ここぞとばかりに発表されたのがGIANTの新型サイコン「NEOS GPS」。
正直自転車メーカーのサイコンは割高で性能もそこそこだったのでスルーしがちでしたが、NEOS GPSは一味も二味も違います。
毎度のことながら、今回も僕が買う前提でGIANT「NEOS GPS」を厳しめに調査してみようと思います。
NEOS GPSの基本機能
スピード
いわずもがな走行スピードの計測が可能です。
センサーは不要で、GPSから自動計算されるタイプ。
一昔前は感度が悪くて激漕ぎしても反応しなかったり、止まっていてもしばらくスピード表示されたりすることもありましたが、最近のGPSサイコンであればその心配はありません。
取り付けマウントに取り付けるだけでセンサーの移設が必要ないので、自転車を数台所有している場合にもいいですね。
走行距離
スピードの次に重要な走行距離ももちろん表示してくれます。
GPS式なので坂道が多いと多少ずれる可能性はありますが、ないよりはぜんぜんましですね。
標高
坂が苦手な僕は結構これ重要です。
勾配が見られるかは不明ですが、どれぐらいの坂道を登ったのかわかるのは個人的にとても心強い。
ケイデンス(別途センサー)
より長距離のロングライドを目指す場合、ケイデンスセンサーはやはりほしいところ。
ケイデンスセンサーは別売りですが、GIANTのANT+BLE 2 IN 1 SPEED AND CANDENCE SENSOR」であれば税別4,500円なので、セットで購入しても税別13,500円で導入できます。
各社比較してもかなりお安いですね。
心拍(別途センサー)
有酸素運動を維持するには心拍数を比較的低めに維持することが必須です。
心拍数をリアルタイムで計測できる心拍数表示機能も付いていますが、こちらも別途センサーが必須です。
GIANT純正の「ANT+BLE 2 IN 1 HEART RATE BELT」は税別5,500円と十分安いですね。
胸に取り付けるタイプなので、腕に取り付けたい場合は別なタイプをおすすめします。
気温
体調管理の基本となる気温もNEOS GPSでチェックできます。
ウエアなど下準備していなければ耐えるしかないので個人的にはあまり気にしませんが、季節の変わり目などは重宝しそうですね。
POPアップ通知
最近のサイコンにはこんな機能があると初めて知ったのですが、スマートウォッチのようにメールや着信をサイコンに通知させることが可能だとか。
走行中凝視するのは危険ですが、休憩中にもいちいちスマホ取り出すのも面倒だったのでこれすごい便利ですよね。
おすすめポイント
一昔前のGPSサイコンは機能的な精度の部分よりも、バッテリー持ちに難がありました。
ほとんどのモデルが8時間以上動作可能なバッテリー容量を実現していますが、NEOS GPSは最大16時間動作可能で、十分長時間のライドにも対応します。
もうひとつは、いい意味でシンプルな機能ということ。
あまり機能が多すぎても使い切れず、電池の消耗も気になるのでエントリーユーザーやシンプルなサイコンを好む方にはベスト。
結果的にコスパもよくなっているので、同価格帯であれば突出していますね。
中華系の無名メーカーと比較すればもっと安いものも多いですが不良品も多いので、やはりサポートを考えればなるべく大手で買うほうがよいでしょう。
残念ポイント
この構成にしてこの価格であれば言うことなしですが、ひとつ難点を挙げるとすればANT+に未対応ということ。
NEOS GPSの接続方式はBluetooth SMART 4.0のみなので、ANT+で接続するケイデンスセンサーや心拍センサーは接続できません。
とはいえ、今はほとんどANT+とBluetooth両方対応した機器が多いので、たいしたデメリットではありません。
デメリットというほどではありませんが、GIANTのロゴが入っているのでGIANT以外のロードバイクでは少し使いにくいと言う人もいるかもしれませんね。
まとめ:大いにアリ!
ざっと現時点で発表されている情報を元に見てみましたが、NEOS GPSは大いにアリな一品。
基本的な構成は抑えていますし、デメリットらしいデメリットもありません。
無名の中華メーカーを含めると同じ機能で安いものはありますが、屋外で使用してなにかと衝撃が加わると言うことを考えれば、やはりある程度のサポートは欲しいところです。
うちはロード、MTB共にGIANTでブランドイメージの制約もないので、発売されたら実物を見て買ってみようかなと思います。
とはいえまだ発売されていないようなので、入手できたら再度レビューする予定ですのでお楽しみに!ノシ
自転車ダイエット企画|これが結論。食事制限なしにダイエットは成り立たない!
↑この記事で書ききれなかったことを細く記載していきます。(集約しすぎて表現が適切でなかったので)
理論はしっかり調べた上でご紹介しますが、紹介する具体的な減量方法はあくまで自分が実践したなかで効果があった考え方なので、誰にでも最適というわけではありません。
特定の疾患に対しての配慮はしていないのでご注意ください。
特に今回は体脂肪を落としたい以外のダイエット(筋肉をつけてスタイルを良くしたいなど)の意図にはそぐわないのでご注意を。
あと「食事制限≠糖質抜きダイエット」です。
個人的に糖質抜きダイエット反対派です。食事の楽しみなくすのはよろしくない。
けど有効性は重々承知しています。
という内容を書いていきます。
ダイエットに 「食事制限なし」はナシ
ダイエットをしようと思ったとき、何を隠そう日本一ずぼらな僕は「一番楽なダイエットをしたい」と思ったわけです。
で、ダイエットでもっともつらいのは食事制限。
早速食事制限なしのダイエットを調べてみましたが、ほとんどがパッとしない方法。
中にはぜったい意味ないなというものすらありました。
「運動だけでほんとに痩せるんか? 」
「食事制限なし」で検索すると「運動をしよう」というダイエット法が大半を占めています。
たしかに運動はダイエットに効果的で、僕も運動を一部取り入れています。
運動の質や種類にもよりますが、運動は体脂肪を減らす最も効率いいダイエット法です。
別記事で運動以外の痩せ方も紹介していますが、脂肪吸引など特殊な方法を除けば間違いなく運動がもっとも効率よく減量することができます。
自転車ダイエット企画|体重だけを見ることなかれ。体脂肪の燃焼こそ勝利条件 - チャラーズばいしくる
しかし、「食事制限せずに運動で痩せる」というのはちょっと短絡的ではないかと思います。
運動で消費できるカロリーには限界がある
無尽蔵に運動できる体力と時間があれば別ですが、日々の生活がある中で消費できるカロリーには限界があります。
たとえば、普段の生活の中で取り入れられる運動が500kcal分だとしましょう。
体重や年齢にもよりますが、だいたいジョギング1時間ぐらいの運動量です。
しっかり運動すればその分カロリーは消費されますが、運動で消費可能な以上に食べていたらどうでしょう。
まったく意味ないですよね。
500kcalだとすると、ごはんが茶碗に2杯分、菓子パンだと1個でオーバーすることもあります。
つまり気軽に間食などで食事の量を増やしていると、運動しても食事内容によっては効果が出ない場合があるんです。
太る原因は99.9%食事
過去の自分に対しても辛い現実ですが、現状太ってしまっているなら基本的な食事に問題があることは明白です。
上がったり下がったりを繰り返すならまだしも、年単位で右肩上がりに体重が増えていっているならほぼ完全に食べすぎです。
僕もそうでしたが、そもそもどれだけ食べているのかわかっていない、無尽蔵に食べて太っている人に運動だけで痩せるのはほぼ不可能です。
運動を取り入れたとしても、消費した体脂肪より新たに付く体脂肪が上回っていれば痩せることはありません。
ここで注意したいのが、カロリーではなくあくまで付いた体脂肪、消費した体脂肪という点。徐々に解説していきます。
この現状で運動をしても効率が悪いですし、体脂肪が付くのと減るので相殺して現状維持、もしくは相殺しきれず増えていくこともありえます。
これだとほぼキツイ運動をする意味がありません。
食事制限と行かないまでも、摂取カロリーと、どの栄養素を摂りすぎなのかを把握することが第一歩です。
具体的に食事内容の何を把握するべきなのか
よく「カロリー計算」と言いますが、実際カロリー自体はそんなに重要ではありません。
カロリーは総摂取量を測るためのものです。
もちろん無駄に多すぎるのはダイエットにならないので減らさなければならない場合もありますが、基準にしたカロリーは減らす必要がないですし、多少カロリーが多くても減量することは可能です。
実際僕の一日の摂取カロリーは2500kcalを中心にしています。
2500kcalだと、内容によりますが朝食以外はほぼ満腹食べるような量です。
実際には何からカロリーを摂取しているかが重要になります。
僕自身も食事内容は日々変えていますが、食べる量やカロリーは基本的に変えず、重要視する栄養素を変えています。
ダイエットの基本は体脂肪をやっつけること。
カロリーがすべて体脂肪になるわけではないことを覚えておきましょう。
一見難しいですが、紐解いて考えればそう難しいことはありません。
覚えておきたい「三大栄養素」
食べ物に含まれている栄養は数え切れないほどありますが、中でもカロリーを多く含んでいる栄養素があり、それを「三大栄養素」と呼びます。
この三大栄養素の働きを覚えておくだけでもダイエットを成功に導くほど重要なので覚えておきましょう。
- 糖質
- 脂質
- たんぱく質
この3つです。
すべて聞いたことはありますよね。
まずはそれぞれの働きを確認してみましょう。
糖質
糖質は砂糖を多く使っているような甘いものはもちろん、ごはんやパン、麺類、フルーツに多く含まれています。
栄養表示では「炭水化物」と総称されていることもありますね。
炭水化物は糖質や食物繊維などをまとめたものです。「炭水化物=糖質」ではないことを頭の片隅に入れておきましょう。
「糖質制限」や「炭水化物抜きダイエット」はこれらを悪者にして食べないようにするダイエットです。
最近の医学では「糖質は生命維持に必ずしも必要ない」とされています。
一昔前は「脳のエネルギーとして糖質(ブドウ糖・グリコーゲン)は絶対必要」とされていましたが、脂質やたんぱく質から生成できる栄養素で十分代用できることがわかっています。
これも昨今糖質制限系ダイエットが推奨される理由になっています。
ただし、自転車はもちろん様々なスポーツにおいて糖質は有効なエネルギー源です。
糖質は口に入れた形のままでも利用できるため、補給しエネルギーとして利用するのが簡単なので、アスリートにおいてはかかせない栄養素です。
反面そのままの形では大量に溜め込むことが出来ず、すぐに枯渇してしまうデメリットがあります。
糖質と脂質は別物ですが、糖質は体脂肪の生成と密接な関係があります。
脂質
脂質はナッツ類や肉や魚の脂身などに含まれています。
もちろん油で揚げた食品にも多く含まれています。
脂質は1gあたりのカロリーが多く、体脂肪として体に溜め込むことも可能です。
体脂肪を必要以上に溜め込んでしまうとボディラインを崩し、様々な病気の原因になるとされていますね。
脂質は口から入ったままの状態ではエネルギーとして使用できず、使用するにはある程度分解する必要があります。
蓄えている体脂肪も同じで、分解のプロセスを経ないとエネルギーとして使用できません。
運動で言えば、筋トレなどの無酸素運動では脂肪のエネルギーでは間に合わず、筋肉に蓄えている糖を主に使用します。
運動をしない場合、ある程度食事内容を制限をしないと、効率の良いエネルギーである糖質を優先してしまうので脂肪は長期的に体に溜め込んでしまうことになります。
ただし、後述しますが、食べた脂質がそのまま体脂肪になるわけではないので、昨今のダイエットではそこまで悪役にされていません。
たんぱく質
たんぱく質や肉や魚、大豆などに多く含まれている栄養素です。
糖質や脂肪と同じく体のエネルギーとして使用できるのはもちろん、たんぱく質に含まれるアミノ酸は体のほとんどを構成する働きもあります。
プロテインのイメージからたんぱく質は筋肉を作る栄養というイメージが強いですが、筋肉に限らずほとんどの細胞をたんぱく質から作り出しています。
水分を除くと、体の構成要素の半分以上がアミノ酸といわれています。
このため、ダイエットにおいても減らさないで摂取することが推奨されています。
また、たんぱく質は体脂肪の生成に関係性が低いメリットもあります。
むしろ、体脂肪を減らそうとしている場合はアミノ酸が必須なので、たんぱく質が不足しているとアミノ酸が足りずに脂肪燃焼の効率も悪くなってしまいます。
もちろんわざわざたんぱく質を摂取せずとも、アミノ酸を直接補給することも有効です。
すべてエネルギー源だけど・・・
このように三大栄養素はすべてエネルギーとして消費することができます。
ただし、体脂肪を落とすダイエットと言う観点から見ると顕著に別な働きをしていますね。
- 糖質・・・すぐに使えるが多く蓄えられない
- 脂質・・・蓄えられるが使いにくい
- たんぱく質・・・エネルギーとしては優先して消費されない
糖質は使用しやすい反面、体に多く蓄えられないので爆発的にパワーが必要な時に使用されます。
脂質は糖質と逆の特性で、長期的な運動や、あまりパワーを必要としない場合に使用されますが、欲しいときにすぐに使えないので糖質があるときは糖質が優先され、使用しないと体に溜め込んでしまいます。
たんぱく質はエネルギー源として使用できますが、脂質と同じく分解する必要があるのと、体を構成しなければならないためエネルギーとしてはあまり使用されません。
よく「筋肉が分解される」と言われますが(カタボリック)、これは主に筋肉にためている糖質を確保しようという作用が強いので、長期的な激しい運動を除くと十分糖質を摂っていれば優先して分解されることはありません。(エネルギー目的以外には徐々されていきます)
糖+脂肪=体脂肪
体脂肪の消費を考えたときにも邪魔になってしまう糖質ですが、実はそもそも体脂肪を作る原因になっているのも糖質なのです。
体脂肪は脂肪だけで作られるわけでなく、糖質が体脂肪を作るよう指示しているも同じで、使用しきれない、体に溜め込めない糖質は脂質と結びついて体脂肪として体に蓄えられます。
糖質制限ダイエットはここに着目して、糖質を制限して 体脂肪をつけさせず、安静時のエネルギーとして体脂肪を消費させるのが目的です。
糖質はなくてもなんとかなる栄養素
上の例から見てもわかるとおり、エネルギーを確保するとき糖質を中心にほかの栄養素が動いていることがわかります。
糖質が足りないから脂肪を消費し、糖質が足りないと筋肉の分解作用も大きくなっていますね。
人間は元々肉食性の強い生き物だったので、本来はたんぱく質と脂質をベースに生きられる設計になっていて、その中で余ったエネルギーを蓄えて大事に大事に使って生命を維持してきたと考えられています。
しかし今の先進国で飢餓状態になることは稀ですし、主食は糖質を多く含む炭水化物ですよね。
つまり、現代人は本来持っている体の機能と反した食生活によって、体の機能を無視して糖質に依存した生活をしてしまっているわけです。
財布に十分お金が入っていれば貯金を崩したり持っているものを売ってお金を確保しないのと同じで、手っ取り早いエネルギーである糖質が十分摂取できていれば他の栄養素をわざわざ手間を掛けて使用することはありません。
たんぱく質は体や神経伝達物質を作るために自然と代謝されていきますが、脂質は利用価値の大半が糖と同じエネルギーとしてなので、体脂肪よりも使いやすい糖質の摂りすぎで消費されず、体に溜め込めるメリットがあだとなって問題となってしまっているのです。
体脂肪も長期溜め込むと体に悪影響ですし、本来であれば糖質が枯渇することを前提に、安静時は体脂肪で体を動かそうとしますが、糖質が十分だとこの作用も弱くなってしまいます。
なにかを悪者だと決めてしまうのは危険
とは言え、糖質を完全な悪として考えてしまうのは危険です。
糖質は現代人の中心的なエネルギーとして現状確立されてしまっていますし、なにより瞬発的なパワーが必要な場合は絶対に必要だからです。
自転車でよく聞かれるハンガーノックも運動による低血糖で、ハンガーノックになったときに糖質を補給すれば治ります。
また、すでに糖質を中心に体を動かす機能が確立されてしまっているので、急に糖質だけなくしても体が対応できず、心身ともに悪影響が出ます。
一説によれば、先進国ではほぼ全員が糖質依存症状態だと言われています。
もちろん麻薬のような禁断症状が出るわけではないですが、低血糖による気分の落ち込みやイライラは誰しもが体験しますよね。
自分のダイエットで周りにストレス菌ばら撒くのは感心しません。
ダイエットの観点からも、つらいダイエットは相当な精神力がないと続かないので、短絡的に「糖質をスッパリやめればいいんだ」と結論付けるのは危険です。
こういった理由から、実践した上で効果は重々わかっていますが僕は
糖質制限を推奨しません。
必要量だけを摂るという考え方
糖質を抜くのがダメとなるとどうしたらいいかわからなくなってしまいますが、考え方は至極簡単で、「必要ないものを必要以上に摂っている」のがすべての原因です。
運動や日々の生活の中で消費できるエネルギーは摂ってもいいですし、減量したいなら食べるエネルギーを体脂肪の付けにくいものにして、消費するエネルギー以下に設定すればいいだけの話です。
実際、僕はダイエット初期から今に至るまで糖質を排除しているわけではありません。
結果にコミットするアレはハンバーグのつなぎのパン粉すら注意されるらしいですが、僕はパン粉どころかパン食べます。
なんなら一昨日たこ焼き食べましたし、マクドナルドでセットを食べることもあります。
それでも体重は月1kg以上の減少傾向にあります。
全体的に長くなりすぎなので、ミスリードを防ぐために細かくは別な記事で書きますが、基本的な考え方だけご紹介しようとおもいます。
使うなら糖質摂ったっていいじゃん?
↑これに尽きます。
糖質は体脂肪を作る原因になり、体脂肪を使うのも邪魔するので制限するメリットが大きいです。
が、食べたいですよね。
甘いもの食べたいですよね。ごはん食べたいですよね。ラーメン食べたいですよね。
食べればいいんです。
消費できる算段が付いているなら。
誤解して欲しくないのが、糖質は運動以外では基本的になくても何とかなるものなので、食事の基本として食べるのはやめておいたほうがいいです。
いうなれば「基本的に糖質を摂らないダイエット」です。
普段からしっかり糖質を制限しておけば、たまに食べるラーメンぐらいはほぼ影響ないです。
普段ほぼ抜いておけば、僕の例で2週間に1回ぐらいのラーメンであれば月1kg以上減っていっています。
ほとんどこれと言った運動はしていませんし、ロングライドのときは消費カロリー以上にガッツリ食べてます。普段抜いている分ハンガーノック怖いので。
普段の生活においても、しっかり抜くとはいってもたまに少量取るなら問題なしです。
常に糖を切らさない状況に置くと問題ありなので、イライラしない程度の糖分補給はOKぐらいに考えておいていいでしょう。
もちろんペースは確実に落ちます。
まったく糖質食べずに運動と合わせて月-3.5kgペースだったので、2.5kgもペースが落ちています。
ただ、合計で20kg以上落としてその間にリバウンドも経験した僕からすれば、ローペースでも続けられるダイエットが最強です。
ダイエットを続けるカギはなんといっても楽なことです。
楽な1年のダイエットは辛い1ヶ月のダイエットに勝ります。
無理に糖質を制限しない最大のメリットは、精神的に不安定にならないことです。
糖質制限ダイエット中の人って攻撃的になったり気分が乗らなかったりします。
これは糖質依存状態にあるところに糖質を抜いてしまっているので、脳がエネルギー不足だと思い込んでしまっている状態だからです。
慣れれば糖質以外のエネルギーを確保するようになるんですが、それまでの不安定な間は自他共によろしくないので「消費できる前提で糖質を摂る」のは精神的にも有効だと思って食べてます。
消費できる前提の糖質量と摂取タイミングに関しては後日また書いていければと思います。
脂質は健康面から取りすぎに注意
制限されがちな糖質に対して制限させることのない脂質は、摂り過ぎても大丈夫というイメージを植えつけます。
ただ、過剰摂取はもちろん毒です。
コレステロールはかつて言われていたほど悪影響はないことが実証されてきていますが、脂質の過剰摂取にまったく悪影響がないわけではありません。
ここで重視するのが、糖質を抜いた分脂質やたんぱく質でカロリーを補うという考え方です。
糖質抜いたらおなかがすくからその分バンバン脂質摂ってもいいというわけではないのです。
健康的に減量するのペースを考えた総摂取カロリーを元に、脂質とたんぱく質のバランスをとって計算することが大事です。
たんぱく質を基本に
たんぱく質は体脂肪の増減に影響が少ない栄養素です。
かつたんぱく質を多く含む食材は満腹感も強いので、糖質制限時にありがたい栄養素でもあります。
糖質制限時は筋肉の分解作用も強くなりますが、筋肉は一定量運動をしなくても維持します。
筋トレが必要という話もありますが、その理論だと筋トレしてない人は一切の筋肉が消滅することになります。
体は筋肉を一定量維持する設計になっているので、筋肉を通常より大きくしようと思わなければ食事で十分です。
ただ、このためには筋肉を作り直すためのたんぱく質も必要なので、随時補給していくことも重要です。
たんぱく質を多く含む食材の過剰摂取は内臓に負担がかかるので、過剰摂取は便秘などの原因にもなるので注意が必要です。
よくかんで食べたりひき肉にするなどするとよいでしょう。
プロテインなど量を計算しやすく吸収しやすいたんぱく質摂取も有効ですが、単純に楽しくないので食事の中で工夫して摂取するのがおすすめです。
ダイエット重視なら1:6:4
それぞれのバランスですが、病院でおおよその指標を出してもらったときは、
総摂取カロリーを元に
糖質10%
脂質60%
たんぱく質40%
これを下限に計算するよう言われました。
糖尿病患者の食事療法をベースにしているようです。
総摂取カロリーは体重の増減を見て決めるようにとのこと。
最初は適当にやっていたので月3.5~4kg落ちていましたが、理想は一ヶ月に1kg程度。
僕の場合は仕事内容もありますが、一日の基礎代謝1900kcal+600kcal=2500kcalまで食べても月1kgの減量に成功しているので、2500kcalを糖質10%、脂質60%、たんぱく質40%で摂取するのを基準に生活しています。
まとめると
具体的な食事内容も書こうと思ったんですが、文字数的に無理でした。
次回は具体的な食事内容や食品にも触れていきたいと思います。
今回は
- なにするにしても食事に意識がないと無駄
- 最低限食事の内容を理解する
- 三大栄養素の働きを理解してバランスを考える
- 絶対に糖質抜かないとダメということではない
- 辛くなくてもダイエットできるよ!
を紹介しました。
特に糖質制限デビューするなら、三大栄養素の働きを理解して、糖質を本当に全部抜かなければいけないのかも含めて考えていただければと思います。
ここについてもいずれ細かく解説できればと思います。
あんまり書きすぎても読みにくくなるので。(すでに書きすぎだけど)
というわけで次回以降の更新も宜しくお願いします。
関連記事
自転車ダイエット企画|体重だけを見ることなかれ。体脂肪の燃焼こそ勝利条件
↑この記事で書ききれなかったことを細く記載していきます。(集約しすぎて表現が適切でなかったので)
理論はしっかり調べた上でご紹介しますが、紹介する具体的な減量方法はあくまで自分が実践したなかで効果があった考え方なので、誰にでも最適というわけではありません。
- ダイエット=脂肪燃焼
- ×体重が減った!=体脂肪減
- 『筋肉が身体に喰われちゃう』
- 筋肉にはたんぱく質を蓄える役割もある
- ただ食事を減らすと脂肪よりも筋肉の方が消費されやすい
- 筋肉を減少させないためにはどうすれば・・・
- じゃあ体脂肪を落とすにはどうしたらいい?
- 運動で体脂肪燃焼
- 有酸素運動による脂肪燃焼
- つきやすいくせに使いにくい憎たらしい体脂肪
- 安静時を利用した脂肪燃焼
- アフターバーン効果を有効活用しよう
- なんにせよ食事制限がベース
ダイエット=脂肪燃焼
ダイエットは体重を減らすことではなく、体脂肪を減らすのが目的である。
というのは言われれば当たり前だと思うでしょう。が、本当にその目的のために効率的なダイエット方法を実践できているか?となると、実は大半の人が間違えています。
タニタさんの功績で体脂肪計はかなりの家庭に普及しているはずですが、「ダイエット=体重」で計ってしまう人が後を絶ちません。
いまいちど体脂肪燃焼に意識を持っていきましょう。
×体重が減った!=体脂肪減
体重はダイエットにおいて重要な指標であることは間違いありませんが、体重だけでダイエットの効果を計るのは失敗の一丁目。
体重でダイエットの結果を見ると何がいけないのかというと、体の中でなにがどう変わったのかわからないということです。
言ってしまえば、排泄でも体重が変わりますがこれはダイエットではないですよね。
体調を整えるためのダイエットとなると話は別ですが、ダイエットの目的のほとんどが「見た目を良くする」ことだと思います。
そう考えたとき、やはりやっつけるべきは体脂肪です。
ただ、意外なことにダイエットの影響を先に受けるのは脂肪ではないのです。
『筋肉が身体に喰われちゃう』
これは2018年8月19日に放送されたジャンクスポーツ内で、ゲストのボディビルダーの方が言っていた言葉ですが、今年一番の名言です。
つまり筋肉が消費されて小さくなってしまうということです。
「脂肪はエネルギー」という認識は間違っていませんが、体が消費するものはなにも脂肪だけではありません。
人間の3大栄養素は糖・脂肪・たんぱく質です。
糖と脂肪は消費する、もしくは消費するために蓄えられていますが、たんぱく質はエネルギーのほかに体も構成しなければならない働き者です。
毎日毛が抜けて爪が伸びるのは目に見える変化ですが、たとえば怪我をする、皮膚が新しくなる、怪我を治すなど、これらのたんぱく質(アミノ酸)を消費する新陳代謝は生きていくうえでかかせません。
また、神経伝達物質もたんぱく質を構成しているアミノ酸からできています。
これだけ幅広い役割を担っているたんぱく質が足りなくなると、とたんに肌や髪に元気がなくなり、集中力や思考力が低下していきます。
筋肉にはたんぱく質を蓄える役割もある
こういった事態を避けるために、たんぱく質でできている筋肉は日々消費され減っていきます。
筋肉はただ失われていくわけではなく、分解されると筋肉に含まれていた糖とたんぱく質(アミノ酸)は体が消費していきます。
分解されて消費されるのはエネルギーを蓄えている体脂肪と同じですね。
筋肉の減少は特別なことではなく、当たり前のように起こっていますが、最低限必要な筋肉量は日々作り変えられて保持されています。
つまり、筋肉は運動するためだけのものでなく、緊急時のたんぱく質保管庫でもあるのです。
ただ食事を減らすと脂肪よりも筋肉の方が消費されやすい
ダイエットで消費したいのは体脂肪だといってきましたが、体脂肪はただのエネルギーの塊です。
使わなければ消費しませんし、なんなら糖質で代用されることもあります。
一方たんぱく質はだまっていても消費されていきます。
今この瞬間にも髪の毛が伸び、神経伝達物質が生成され、アミノ酸がどんどん消費されていっています。
つまり、ダイエッターの不条理な事実として体脂肪よりはるかに筋肉のほうがバンバン消費されていっているのです。筋肉が体に食べられちゃう!
1500文字使ってやっと戻ってきましたが、つまるところ、何も考えずたいして何もやっていないダイエットの場合、落ちているのは体脂肪ではなく筋肉なのです。
何度も言いますが、落としたいのは脂肪であって筋肉ではありません。
さらに、ダイエット中に筋肉を失うと、2つの過酷な地獄が待ち受けています。
地獄の一丁目:リバウンド地獄
説明したように筋肉は落ちやすい反面、戻りやすいです。
これはトレーニングしなくとも通常の生活の中で付いていきます。生きるのに必要なものなので当たり前ですよね。
よく食事制限で体重を落として、食生活を元に戻すとすぐにリバウンドしたという話を聞きますよね。
この体重の変化のほとんどが「筋肉を落として筋肉が戻った」というまったく無意味なサイクルを繰り返しているんです。※多少は脂肪も落ちている
これではつらい食事制限も何の意味もありませんよね。ただの苦行です。
地獄の二丁目:体脂肪代謝力の低下
細かくは別途記載しますが、人間が意図的に脂肪を消費させられるのは筋肉だけです。
実際には臓器も体脂肪の代謝物を消費しますが、たとえば意識的に心臓を早く動かしたりはできませんよね。
つまり人間が唯一コントロールできる体脂肪燃焼機関の筋肉を落とすと、効率よく体脂肪を燃やすことができなくなるのです。
しかも、筋肉が急激に落ちるような食事制限をすると、体が飢餓に対する防御反応で体脂肪を守ろうとします。
ダイエットの停滞期というやつですね。
結果的に、脂肪を燃やすためにダイエットしたはずなのに、脂肪を燃やさないためのダイエットをしていたということです。
筋肉を減少させないためには・・・?
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