復興支援に厚真町観光を考えている人へ!微力ながら厚真の魅力をPRしてみます
北海道胆振東部地震、だいぶ落ち着いてきました。
ほとんどの地域で電力が復旧し、厚真など被害が大きかった勇払、地盤沈下などが起こった札幌や北広島の一部など以外は、物流が滞って食べたいものが食べられない、計画停電回避のための節電の必要はありますが徐々に普通の生活に戻りつつあります。
そんな中、「厚真町復興のためにぜひ観光に訪れたい」という声が聞こえて大変嬉しく思っています。
何を隠そう僕は幼少期しばらく厚真で生活したり、その後もいままで数百回は厚真に行って、人格形成はほとんど厚真で培われたと言っても過言ではありません。
弱小ブログではありますが、もし誰かの目に留まった時に、少しでも行ってみたいと思ってもらえるように少しだけ厚真のPRをしてみようと思います。
メインの自転車とは全く関係ありませんが、少しだけお付き合いいただければと思います。
なんといってもあづまジンギスカン
まず絶対に欠かせないのが市原精肉店さんの「あづまジンギスカン」!
ジンギスカンは北海道民のソウルフードですが、僕が世界一おいしいと胸を張っていえるのが厚真の「あづまジンギスカン」です。
当たり前にありすぎて写真がないのが残念でならない・・・。
道民がジンギスカンでイメージするのは「味付き」と「生ラム」がありますが、我が家は厚真にルーツがあることもあってジンギスカンの定番はやっぱり味付きです。
元々匂いのキツイ羊の肉をなんとかおいしく食べようと調味料と香味野菜など漬け込んで食べたのが発端ですが、現在は様々な種類があっておいしいものが多いです。
「ラムはくさい」というイメージもあるかと思いますが、たしかににおいは凄いです(笑)
ただよく言われる嫌なにおいは昔ながらの丸いスライスのジンギスカンで、最近のものはどちらかというとタレが焼けた食欲をそそるにおいかと思います。
厚真の読み方は「あつま」ですが、地元の人はなまって「あづま」読みが多いんです。あえて商品名をあづまにしているところからも地元感があって好きですね。
味は形容しにくいんですが、他の多くのジンギスカンと違うのが甘みがないことでしょうか。
タンネトウとか松尾はけっこう甘みが強くて、これはこれで好きなんですがあづまジンギスカンは甘みが抑えられていて肉のうまみが強いイメージです。
あと厚切りなので、「肉食ってます!」感がいいですね(笑)
かといって硬いわけではないので、女性でも子供でも食べやすいと思います。
「スペシャル」と「レギュラー」がありますが、これは肉の脂身の違いです。
我が家はもっぱらレギュラー派です。脂身の美味さが抜群!
どちらもバーベキューで網焼きするのが一番おいしいですが、スペシャルは脂身の少ないロースなのでフライパンや鉄板で焼くならスペシャルがおすすめです。
ジンギスカンはタレに漬け込んでいるので、焼いていると鉄板だと水気が多く出て煮込んだ感じになってしまいます。
どの味付きジンギスカンもそうですが、鉄板で焼く前にタレをザルで切って、焼きながら出てきた水気をキッチンペーパーなどで取るとジューシーにおいしく焼きあがります。
市原精肉店さんは自らも被災しながら、トラックを出して避難されたかたの炊き出しに協力されたと聞いています。
僕も復興の暁にはまず食べたいのがあづまジンギスカンですね。
不老長寿の実!?ハスカップ
聞いたこともない人が多いかもしれませんが、果物のひとつです。
元々北海道に自生している木になる実で、厚真を中心にそれを品種改良して栽培しています。
6月~7月にかけて収穫されますが、生で流通させるのが結構難しいのでそのままのハスカップは道民でもあまり見たことがないかも。
濃い青紫色の実で、中はマゼンタっぽい色です。
多く栽培されている「ゆうふつ」はすっぱくて少し苦味があります。
一般的にはジャムや塩漬けにして食べていますね。
最近は粒が大きくて甘みが強い「あつまみらい」や「ゆうしげ」といった品種も出てきています。
これ凄いのがアントシアニンや鉄分、カルシウムやビタミンなど豊富で、「不老長寿の実」と呼ばれているほど。
もともと丈夫だった気もしますが、毎日ハスカップ食べてたうちのひいばあは100まで生きました。
ハスカップは厚真町を上げて特産品として売り出していて、町内ではハスカップ狩りも楽しめます。
ハスカップそのものはシーズンを越えると入手しにくいですが、「よいとまけ」や「ハスカップランド」などハスカップを使ったお菓子もありますし、「いろはすハスカップ」も販売されています。
お土産にもぜひ!
サーフィンのメッカ!浜厚真
これは僕自身体験したことがないんですが、浜祭りでもにぎわう浜厚真は昔からサーファーの方が多く集まっていて北海道ではかなりサーフィンが活発な地域なんだとか。
新興住宅街もあるので、サーフィン命のかたはぜひ!
海釣り!苫小牧東港
拠点の住所が厚真町でも苫小牧となってしまう弱小市町村の悲しいところですが、まぎれもなく厚真町です。
一部苫小牧弁天に差し掛かってた気もしますが、厚真と言うことにして下さい。
停電で話題になってしまった苫東火力発電所のお膝元にある東水路と、中央水路の二つが人気の釣り場です。
僕も良型のソイやカレイを釣ったり、ハモを釣りに行った事もあります。
車からすぐの場所でチカなどサビキで簡単に釣りも楽しめるので、レジャーでのファミリー釣りもおすすめです。
渓流も有名でしたが、残念ながら土砂災害でしばらく難しそうなので、海釣りで厚真町に訪れてみてはいかがでしょう。
意外と魅力たっぷり!厚真町
こんな感じで、名もない田舎町の厚真ですが、けっこう誇れるポイントたくさんあるんですよ!
どうしても震源地ということで厚真ばかりピックアップされていますが、周辺地域も含めると1週間まるまる楽しめるようなエリアなんです。
安平町のノーザンホースパークやレストランみやもともおすすめですし、鵡川町はししゃもと恐竜の町で博物館や地球体験館がおすすめですし、平取町は温泉と平取牛、もう少し足を延ばせば日本一平和な競馬場「日高門別競馬場」もあります。
いつか自転車で回りながらレポートしてみたいですね。
というわけで写真がまだ容易できていませんが、順次準備していく予定です。
今後は通常営業で自転車ブログに戻りますが、次回更新をお楽しみに!