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チャラー的クロスバイクレビューその7『ビアンキ カメレオンテ1』

 

おことわり

基本的に僕自身が欲しいかどうかをスペックもしくは試乗した感触から選んでいます。

あくまで僕が買う前提で見た上でどう判断したかなので、このページで書いていることがそのままそのモデルの評価につながるものではないということをご了承のうえ読んで参考にしていただければいいなと思います。

 

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BianchiのCAMELEONTEってどうなん?

ビアンキに揺れ動く乙女心を持つアラサーのおっさんのどうも僕です。

 

というのも、クロスバイクフェチの僕からするとビアンキの評価がどうにも付けがたいんです。

ビアンキは見た目ばっかり気にしてプークスクスと言うつもりはないです。

というのも、ビアンキの上位グレードはかなりいい。

独自のカウンターヴェイルの効果かしっかりしたフレームなのに震動が伝わりにくい両立したスペックは非常にいいと思います。

が、カウンターヴェイルはミドルグレード以上のカーボンフレームに限った話で、下位グレードやアルミは特筆するほどの魅力がなかったり。

 

ビアンキクロスバイクとなるとアルミになってくるので、どうなのかと。

年々ラインナップも減らしてきてますし。

 

しかしチェレステを主にするデザインはいい。

これがどうしてチェレステとピンクの組み合わせとか抜群にオシャレ。

青なのか緑なのか微妙な色合いなのにここまで人の感性をくすぐるビアンキのデザイン性の高さにはとりこです。

 

 

というわけでビアンキクロスバイクにもちょっと興味を持っていろいろと調べてきたのでご紹介します。

 

 

今回はCAMELEONTE1。

色だけじゃないデザイン性の高さも含めご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

価格は?

CAMEREONTE1は一種類のみの展開で、価格は税別69000円(税別)。

正直性能だけ見ればこの構成でこの価格はコスパがいいとは言えません。

他社で7万ちょい出せばカーボンフォークやディスクブレーキが視野に入る価格帯です。

TREKのFX3Discなら税別75000円。

MERIDAのGRANSPEED80ーMDなら73800円。

 

ただデザインには細かくこだわっているので、デザイン料とかんがえればそこまで高くもない気がしなくもないです。

 

 

 

 

 

 

パーツ構成、コンポは?

まずフレームセットは、フレームはアロイ(たぶんアルミ合金)、フォークはスチールです。

乗り心地はかなり硬い。乗った瞬間の安心感はありますね。

スピードは出しやすいけど疲れやすいです。長距離乗ってないからなんともですが。

 

コンポはTourneyやALTUSを中心に構成されています。ここらへんは標準的ですね。

ギアは小さめで24枚。長距離ではスピード不足かもですが、街乗りなら必要十分ですね。

ブレーキはVブレーキ。個人的には苦手ですがマウンテンバイクをベースにしていると考えれば順当です。

約7万円とかんがえればもう少しこだわりが欲しかったとことです。

 

元々カメレオンテシリーズは4車種展開していたんですが、ROMAシリーズとの差別化がなくなってきたので縮小。

クロスバイクとしての魅力はカメレオンテの方が大きかったので残念なところです。

 

 

 

 

 

注目のデザイン性は?

パーツ構成がそこそこならばデザインはどうでしょ。

 

まずカラーは4色。

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チェレステ

 

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マットホワイト

 

マットグレー

 

マットブラック。

 

 

個人的にはマットブラックが好きですね。

ビアンキのマット系カラーは結構表面がざらついているので傷や汚れも目立ちにくい。

TREKなんかはサラサラ感がありますが、ここは仕上がりの良し悪しは無視して好みの問題でしょう。

 

細かく見ればグリップもチェック模様でかつチェレステのワンポイント

バルブキャップもチェレステでこだわりが見えますね。

アウターケーブルにもチェレステでビアンキのロゴが入っています。

 

さらに細かいところを言えば、フレームにドーンと入っているBianchiのロゴはリフレクター機能付きなので、夜間車からの視認性も上がっています。

実際車で夜走ってると、ビアンキキャノンデールのリフレクターロゴは結構目に入ります。

 

色だけでなくフレーム設計もただのパイプを組み合わせたような形状ではなく、湾曲したトップチューブなど少し丸みをおびた形状になっています。

クロスバイクにしては少し珍しい設計で、このフレームデザインこそがカメレオンテ1最大のアイデンティティーだと思います。

 

 

 

 

 

 

通勤通学用にはどう?

通勤通学用にはちょうどいいと思います。

ギア数も多いので楽。

リアキャリアの取り付けもできるので大きめの荷物の持ち運びにも対応しています。

カーボンフォークは軽くて柔軟でサイクリングには理想的ですが、雨ざらしとか転倒衝突なんかの衝撃に弱いので、実用使いには金属製のフォークのほうが安心です。

 

 

 

 

サイクリング用にはどう?

ぶっちゃけあえて選ぶ必要はないように思います。

金属フォークはロングライドにはあまり向かないです。震動が手まで伝わってきて無駄な疲れが出てきます。

Vブレーキということもあるので、走っている間にスピード調整したい場面にもあまり対応しない。

加えてこの価格ならFX3DiscとかGRANSPEED80-MDとかの方が長期的に見るといいでしょう。

 

 

 

 

まとめると・・・

特筆する長所は見た目だけでした。

わかってたんですけど、価格に見合うポイントがあるかな?と思ったんですが、残念ながら個人的に気に入るポイントはなく・・・。

短距離の試乗と所持してサイクリングしていた違いはあるにせよ、この価格と乗り心地ならGIANTのエスケープR3でいい気がします。二万円ぐらい安いし。

 

が、人間なにもかも性能だけを見て買うわけではないので、見た目が最大の長所というのは大きなファクターです。

けして物が悪いわけではないので、性能は並でもデザインも気にしたいという場合にはおすすめです。

特にフレームの設計はザ・クロスバイクと言う感じはなく、どちらかというと最近のロードバイク寄りでスポーティなので気に入りました。

 

 

あくまでも個人的には買うことはないと思いますが、デザイン重視で購入するなら大いにありなモデルだと言えるでしょう。

 

というわけで今回はこのへんで。

次回更新までさようなら・・・ノシ

 

 

 

 

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